全国の小学校に約10,000冊の書籍を寄贈
株式会社山田養蜂場が、全国の小学校に「みつばち文庫」として約10,000冊の書籍を寄贈することを発表しました。この寄贈は、創業以来の理念に基づいた活動で、自然環境の重要性や人とのつながり、命の大切さをテーマにした図書を選んでいます。寄贈式は3月3日に岡山県の小学校で行われ、今回の活動は全国1,990校が対象です。
「みつばち文庫」とは?
「みつばち文庫」は、1999年から続いている書籍寄贈活動の一環です。この活動を開始するきっかけは、山田の代表が子どもの学校の図書室の本が不足しているという課題に気づいたことから始まりました。具体的には、先生が家庭から本の寄付をお願いしている状況を見て、何とかしなければと思ったのです。
この文庫は、寄贈先の小学校を新聞や公式ホームページで公募し、選ばれた学校には応募者のメッセージカードと共に書籍が送られます。山田養蜂場では、ミツバチが蜂蜜をもたらすように、子供たちに心の栄養を与えることを目指しています。
今回の寄贈内容
今回の寄贈では、1校当たり5冊の書籍がセットになっており、寄贈図書の内訳には、山田養蜂場が主催する「ミツバチの絵本コンクール」の最優秀賞作品が2冊含まれています。他の3冊は、文庫のテーマに基づいて選定され、無作為に寄贈されています。これまでに、山田養蜂場は累計71,943校に76万冊以上を寄贈しており、その活動は広がり続けています。
「みつばち文庫」を通じ、山田養蜂場は次世代を担う子どもたちに書籍を届けることで、彼らの知識と情操を豊かにする手助けをしているわけです。多くの子どもたちが、心温まる物語や大切なメッセージに触れる機会が増えることで、良い影響を与えることでしょう。
寄贈式の様子
寄贈式では、子供たちや teachers が出席し、賑やかな雰囲気の中で行われました。子どもたちは寄贈された書籍を手にし、嬉しそうな顔を見せていました。このような活動が多くの人々の心を動かすきっかけとなり、地域全体が教育の大切さを再認識する機会になることが願われています。
結論
山田養蜂場の取り組みは、ただの書籍寄贈にとどまらず、子どもたちの心の成長を促進する大切な活動でもあります。「みつばち文庫」は、今後も全国の小学校に寄贈を続け、多くの子どもたちに豊かな書籍体験を提供していくことでしょう。