幻の干し柿スイーツが誕生
岐阜県美濃加茂市は、1000年以上の歴史を持つ特産品「堂上蜂屋柿」で知られています。この特産品は、かつて歴代将軍に献上されたほどの貴重なものであり、その厳選された干し柿だけが「堂上蜂屋柿」と名乗ることができます。しかし、形やサイズが規格外で廃棄される干し柿も少なくありません。この問題に注目したのが、岐阜の製菓メーカー、若尾製菓です。
新スイーツブランド『美濃蜂屋』
若尾製菓は、地元の特産品を活用した新スイーツブランド「美濃蜂屋」を立ち上げ、廃棄される干し柿を使用した革新的なスイーツを開発しました。2024年8月1日から8月21日まで、クラウドファンディングプラットフォームMakuakeでの先行販売が行われるこの新商品には「蜂屋柿くりーむさんど」と「蜂屋柿ふぃなんしぇ」の2種類があります。一般販売は9月2日を予定しています。
商品詳細
蜂屋柿くりーむさんど
この焼き菓子は、ホワイトチョコと細かく刻んだ干し柿を練り込んだリッチなバタークリームを、しっとりと焼き上げたクッキーでサンドしたものです。一口食べると、コクのあるクリームと、口当たりのよいクッキーが絶妙に混ざり合い、最後にトッピングされた蜂屋柿の果肉が食感を引き立てます。
内容量は2個入(税込680円)と5個入(税込1,674円)の2種類です。
蜂屋柿ふぃなんしぇ
こちらの焼菓子は、濃厚なバターの風味と香ばしいアーモンドプードルの香りが特徴です。生地の食感にこだわりを持って改良を加え、贅沢かつ特別感のある仕上がりとなっています。カットされた蜂屋柿がトッピングされており、一口ごとに果肉を楽しむことができます。内容量は2個入(税込540円)と6個入(税込1,566円)から選べます。
地域への思い
若尾製菓は、この取り組みを通じて、地域の特産品を全国に広めつつ、食品ロスの削減にも貢献したいと考えています。「堂上蜂屋柿」の名称は岐阜県めぐみの農業協同組合の登録商標であり、これを最大限に活かしたスイーツを楽しんでいただきたいと思っています。
Makuakeのプラットフォームで
この新たな挑戦に興味を持った方は、Makuakeのプロジェクトページを訪れてみてください。数量限定の高級干し柿「堂上蜂屋柿」とスイーツがセットになったリターン商品も用意していますので、ぜひお見逃しなく。
会社情報
創業1935年の若尾製菓は、美濃加茂市に根を持ち、観光土産の製造やOEMなどを行ってきました。本プロジェクトもその一環として、地域の活性化を目的としています。
岐阜県美濃加茂市の伝統と味覚を体験できるこの機会を、ぜひお見逃しなく!