鈴木ひょっとこの個展「state of flux」
東京・日本橋にて、現代アーティスト鈴木ひょっとこの個展「state of flux」が2025年1月8日(水)から1月25日(土)まで開催されます。主催は株式会社タグボート、場所は同社のギャラリーで、浮世絵のユーモアや風刺を取り入れた作品が揃います。
個展のテーマ
「state of flux」というタイトルには、「万物流転」の概念が表れており、常に変化する世界を受け入れ、新たな道を模索するという意義が込められています。鈴木ひょっとこは、日常の消費物や家電、食品などのモチーフを、多彩な色使いと独自の構図で描き、時代を超えた物語を伝えています。本展では、人気の「家電図」シリーズやスイーツシリーズ、新作も展示されます。
展示作品の詳細
展示される作品には、「骨の窓」や「顔の穴」といった新しいシリーズも含まれています。「骨の窓」では、骨の形状を通して内面的な探求と自然界の変化を描き出し、「顔の穴」では顔のパーツをユーモアたっぷりに取り上げ、感情や探求心を表現しています。これらの作品は、作家の個人的な体験や、身近な人を失ったことからインスパイアされており、生と死、時間、感情の移ろいをテーマにしています。
主な出典作品:
- - 『家電図 ターンテーブルへ舞い散る』 2024年、H112×W145.5×D3.2cm
- - 『尾州味見原 ~紅茶バーム喰う編~』 2024年、H22.7×W22.7×D2cm
- - 『顔の穴 ~錠侍口中合戦図~』 2024年、H72.7×W72.7×D2cm
- - 『骨の窓 ~親獅子は心配症~』 2024年、H72.7×W50×D2cm
制作過程の紹介
鈴木ひょっとこの制作風景を収めた動画も公開されており、彼の使用する道具や技術、創造的なプロセスを知る貴重な機会です。
事前抽選とオープニングレセプション
作品の事前抽選も受付中で、応募期間は2024年12月17日から24日までです。当選者には12月25日に通知され、作品は1月5日までに支払いを完了する必要があります。個展初日の1月8日(水)にはオープニングレセプションがあり、作家本人も在廊予定です。これは誰でも参加でき、入場は無料です。
アーティスト鈴木ひょっとこについて
鈴木ひょっとこは、2003年に武蔵野美術大学で油絵を学び、卒業後も個展を重ねてきました。彼の作品は、浮世絵の要素を取り入れた現代的なアプローチが特徴です。
開催概要
- - 日時: 2025年1月8日(水)~1月25日(土)
- - 場所: tagboat(東京都中央区日本橋富沢町)
- - 営業時間: 11:00-19:00(休廊日: 日・月・祝)
この個展は、伝統と現代の融合を楽しめる絶好の機会です。多くの方々の訪問を期待しています。