阪急電鉄、IC通学定期券購入の手続き変更についてのお知らせ
阪急電鉄、IC通学定期券購入の手続き簡素化
阪急電鉄が2025年4月1日から、IC通学定期券の新規購入に必要な通学証明書の確認について新たなルールを導入します。この変更により、学生にとってより便利な購入手続きが可能になります。
新制度の概要
新制度では、IC通学定期券(PiTaPa定期券およびICOCA定期券)の新規購入時に、卒業予定年月日が記載された通学証明書を一度提出するだけで、以後の進級時には再度の確認が不要になります。このため、学生は一度の手続きで、卒業まで継続的に定期券を購入できるという利便性が向上します。
具体的には、以下のような流れで手続きを行うことになります。
1. 新規購入の手続き
新規にIC通学定期券を購入する場合、学生は所属する学校から発行された通学証明書を持参し、券売機での購入を行います。この手続きを行うことで、進級後の新たな証明書の提出は不要となり、学生生活の煩わしさが軽減されます。
2. 継続購入の手続き
既にIC通学定期券を保有している学生は、使用中の券を赤色の券売機に投入し、そのまま継続購入することができます。
3. 手続きに関する注意点
この新制度には注意点もあります。在学中に通学ルートや区間を変更した場合、新しい通学証明書を提出する必要があります。また、従来の磁気定期券はこの対象外となるため、これからICカードを利用する学生にとっては注意が必要です。
区間指定割引の終了
さらに、IC通学定期券に関連するサービスとして、PiTaPaの登録型割引「区間指定割引(学生)」は2025年3月31日をもって終了することも発表されています。なお、一般向けの「区間指定割引」は引き続き提供されるため、学生以外の利用者には影響はありません。
お問い合わせ先
詳細や不明点については、阪急電鉄交通ご案内センターに問い合わせることができます。平日は朝9時から夜10時まで、土・日・祝日は午前9時から午後7時まで対応しています。
電話番号は0570-089-500(固定電話からの利用は市内通話料金)または06-6133-3473です。
この制度変更は、学生の通学生活をより快適にするための取り組みと言えるでしょう。新たな制度の利用を通じて、皆さんのキャンパスライフがより充実したものとなることを期待しています。
会社情報
- 会社名
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阪急電鉄株式会社
- 住所
- 電話番号
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