tance mallがOMRON製決済端末eZCATS-100Cに対応し業務効率化を実現

tance mallが新たにOMRON製決済端末eZCATS-100Cに対応

2023年、tance株式会社は、OMRONが製造したマルチユース決済端末「eZCATS-100C」をサービスプラットフォーム「tance mall」に新たに加えることを発表しました。この新しい端末は、店舗の決済シーンを一層便利にし、業務の効率化にも寄与します。

eZCATS-100Cの特長

「eZCATS-100C」は、無線LAN接続を介して動作するセパレート型の決済端末で、店舗のレジから離れた場所でも利用できるため、あらゆる決済シーンに対応可能です。それに加え、2025年3月から新たな規制が導入されることに伴い、テーブル決済などへの対応が求められています。これにより、クレジットカードの取り扱い時に必要になる暗証番号（PIN）の入力を回避し、サインによる本人確認ができる新たな方式に進化します。この機能は顧客にとっての利便性はもちろん、店舗側の業務フローにも改善をもたらすでしょう。

tance mallのサービス拡充

tanceが提供する「tance mall」は、様々な店舗運営に役立つサービスを集めたプラットフォームです。決済端末や汎用タブレットを活用し、業者は必要なサービスを自由に選択、導入することができます。特に、集客力向上や業務の効率化、デジタルトランスフォーメーション（DX）の推進に寄与し、店舗が抱える多様な課題への対策を講じることが可能です。

2024年11月に向けて、tance mallでは既存の「tance mall クライアントアプリ」に加え、会員証やクーポンといったデジタルサービスを提供する「KINCHAKU」が直ちに利用開始されます。このツールは、顧客データの分析・管理をワンストップで行えるため、店舗経営者にとって非常に有用です。

今後の展望

tance株式会社は、今後も「tance mall」の機能を段階的に拡張していく予定です。特に、免税やPOSシステム、モバイルオーダー、さらに広告関連のアプリサービスなど、多岐にわたる提供サービスを増やす見通しです。これにより、店舗事業者と様々なパートナーとの協力を強化し、新たな価値を創出することに努めていくでしょう。

企業情報と背景

tance株式会社は2020年11月に設立され、店舗運営におけるさまざまな課題を解決するためのサービスプラットフォームを構築しています。業態や業種を問わず、決済端末の導入支援から、業務効率化・DX推進に至るまで幅広く業務を行い、店舗経営の面での付加価値を提供しています。具体的には、サービス事業者や店舗事業者を最適に結びつけ、それぞれのニーズにマッチした新たな価値の創造を目指しています。

企業の代表である中井和寛氏は、今後も多様なサービスを展開し、店舗運営者が直面するさまざまな問題を解消していく所存です。詳細は公式ウェブサイト(tance.co.jp)を訪問ください。