デザインの未来を知る『GOOD DESIGN AWARD 2024』が出版されました！

デザインの新たな潮流を反映する『GOOD DESIGN AWARD 2024』

2024年に発表された最新刊『GOOD DESIGN AWARD 2024』が3月31日に全国の書店とオンラインで発売されました。この書籍は、株式会社宣伝会議が日本デザイン振興会と協力して編集したもので、全てのグッドデザイン賞受賞作品を一望できる年鑑です。

グッドデザイン賞とは？

グッドデザイン賞は、私たちの生活や社会の質を向上させることを目的としたデザイン評価制度で、1957年に設立されました。シンボルマークの「Gマーク」で広く知られるこの賞は、製品、建築、ソフトウェア、システム、サービスなど、さまざまな領域のお手本を示し続けています。デザインの背後にある理想や目的を評価することで、質の高いデザインを促進しています。

本書の魅力と内容

本書には、2024年度の最新グッドデザイン賞受賞作として1,549点が収録されています。その中には、グッドデザイン大賞に選ばれた「RESILIENCE PLAYGROUND プロジェクト」の受賞者インタビューも含まれています。デザインに関わるディレクターやデザイナーの情報も豊富に掲載されており、各受賞作の魅力を詳細に探ることができます。

特に注目すべきは、「グッドデザイン・ベスト100」に関するセクションです。ここでは、最前線のデザインのトレンドや傾向を、さまざまなジャンルから俯瞰することができます。この年鑑は単なる情報源ではなく、デザインの未来を見据えたアーカイブとしての価値も高い一冊です。

様々なコンテンツの紹介

書籍には、審査委員長の対談や特別賞、受賞対象の詳細な紹介が充実しており、海外連携の受賞作やロングライフデザイン賞など、広範囲のデザインを網羅しています。また、ニューホープ賞の受賞者紹介や、受賞者名索引もあり、デザインに興味があるすべての人々にとって貴重な資料となっています。

書籍の基本情報

- 体裁: A4変形判 / 上製本 / 1,060ページ
- 発売日: 2025年3月31日
- 定価: 27,500円（税込）
- ISBN: 978-4-88335-619-5
- アートディレクション: 天宅正、本間洋史
- チーフフォトグラファー: 阪野貴也

まとめ

『GOOD DESIGN AWARD 2024』は、デザインの世界がどのように変化しているかを探るための重要な資料です。その豊富な情報と多様な視点を通じて、読者はデザインの可能性を広げることができるでしょう。デザインに携わる方はもちろん、興味がある方々にとっても価値ある一冊です。この機会にぜひ手に取ってみてください。