CWATの進化
2015-05-08 18:00:02

企業向け情報漏洩対策ソフト「CWAT」が新機能を搭載して進化

CWAT V5.5の新機能とは



情報漏洩対策に革命をもたらす、株式会社インテリジェントウェイブのソフトウェア「CWAT(シーワット)」が新バージョンV5.5をリリースしました。この新バージョンは、6月1日から販売される予定で、既存のユーザーには無料でバージョンアップが提供されます。CWATは、既に700社以上によって導入されている実績のある製品で、多くの企業から支持されています。

進化のポイント


CWAT V5.5の導入により、以下の4つのポイントで進化が遂げられました:

1. ユーザーインターフェイスの進化


ダッシュボードが一新され、従来の警告ログ表示にグラフ表示が加わりました。これにより、管理者は情報を多角的に閲覧できるようになります。そして、新たに実装されたスケジューラー機能によって、運用の効率性も向上しています。

2. スマートフォン管理への対応


新しいスマートフォンの監視機能では、細かなポリシー設定が可能になり、ログの取得や書き出しも制御できます。また、書き出し禁止機能がさらに改良されており、セキュリティとビジネスニーズの両方を満たす形に進化しています。

3. サーバーOSへの新たな対応


V5.5では、Windows Serverの監視・制御機能が新たに追加されました。システムの運用において、監視負荷を軽減しながら必要な操作ログを獲得するソリューションを提供します。

4. ハイスピードモードの開発


通信性能が大幅に向上し、最大5.5倍の速度での情報転送が可能になりました。特に、海外拠点などネットワークが制限されている環境においても、リアルタイムのデータ転送が実現します。これにより、従来のOPDCとのハイブリッド運用もサポートしています。

CWATの信頼性


CWATは創業以来10年以上にわたり進化を遂げてきました。特に、金融業界での導入実績は多く、信頼性の高い情報セキュリティソリューションとして知られています。製品は、各端末の監視を行う「オーガナイゼーションマネージャ(OM)」と、端末にインストールされる「オペレーションディフェンスコントローラ(OPDC)」によって成り立っています。これらの機能が相互に連携することで、強力な情報漏洩対策が実現しています。

今後の展望


インテリジェントウェイブは、今後もCWATの改良を継続し、最新の脅威に対応する技術開発を進める方針です。また、製品ポートフォリオの拡充と整備を図り、顧客企業に対して統合された情報セキュリティを提供するために力を入れていくとしています。

展示会の情報


CWAT V5.5は、5月13日から15日まで東京ビッグサイトで開催される「第12回情報セキュリティEXPO春」に出展予定です。この展示会では、新機能の展示やデモが行われ、参加者は実際にその操作を体験することができます。

このように、CWAT V5.5は企業の情報セキュリティ対策において、さらなる進化を遂げています。今後の展開にも注目です。

会社情報

会社名
株式会社インテリジェント ウェイブ
住所
東京都中央区新川1-21-2茅場町タワー
電話番号
03-6222-7111

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