エフラボ九大病院
2025-07-25 11:52:06

福岡地所が開設する新たなライフサイエンスラボ「エフラボ九大病院」

新たなライフサイエンスの拠点「エフラボ九大病院」



福岡地所株式会社(本社:福岡市博多区、代表取締役社長:榎本一郎)は、福岡市東区馬出の九州大学病院キャンパス内に初のライフサイエンスラボ「エフラボ九大病院」を開設することを発表しました。この施設は、福岡県内のバイオ産業のさらなる発展に寄与することを目的に、福岡バイオコミュニティ認定インキュベーション施設としても認定を受けています。

この認定により、福岡県と九州大学はライフサイエンスのスタートアップ企業を支援するための強固な連携を築き、初期投資を抑えつつ、迅速に研究活動を開始できる環境を提供します。認定書交付式は7月25日に福岡県庁で行われ、公式に施設が立ち上がることが決まりました。

「エフラボ九大病院」内の機能とサポート内容



「エフラボ九大病院」には、開発中の「Fukuoka Innovation Lab.九大病院」(通称「FIL.」)が設置されます。この施設では、シェアラボやコワーキングオフィス、会議室、イベントスペース等を備え、様々なスタートアップのニーズに応じたサポートが行われます。特に、施設内外のビジネスマッチングや資金調達の機会を提供し、創薬に関わる専門家からの相談窓口も設けます。

シェアラボでは、初期投資を抑えられ、広範囲な実験設備を低コストで利用することができるため、コスト負担を軽減しながら研究活動を行えます。利用できる機器には、フローサイトメーターや蛍光顕微鏡、リアルタイムPCR装置など、先端的な設備が整っています。

九州大学との連携



本施設の2~3階には九州大学病院のARO次世代医療センターや生命科学革新実現化拠点などが設置されることも大きなポイントです。これにより、臨床研究支援やデータ解析のアドバイザリーを受けながら、高度な研究開発を行うためのシームレスな環境が提供されます。また、九大OIP株式会社と連携し、アカデミア発の研究シーズと企業とのマッチングを進め、それに基づいた事業化の促進も図ります。

「エフラボ九大病院」の将来的な展望



福岡地所は、地域密着型のディベロッパーとして、「福岡をおもしろく」するという理念のもと、さまざまなプロジェクトに挑み続けています。「エフラボ九大病院」は、ただの実験施設ではなく、福岡の街に新たな価値を加える拠点として機能することを目指します。これにより、より多くの企業や人々を呼び込む街づくりに貢献し、地域全体を活性化させていくことでしょう。

開業は2026年1月を予定しており、その日を心待ちにする多くの関係者がいることでしょう。「エフラボ九大病院」を通じて、福岡のライフサイエンス産業がさらなる高みへと成長することが期待されています。

施設の詳細な情報や最新ニュースについてはこちらをチェック!


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

画像12

画像13

画像14

画像15

画像16

会社情報

会社名
福岡地所株式会社
住所
福岡県福岡市博多区住吉1丁目2-25キャナルシティ・ビジネスセンタービル10F
電話番号
092-272-2787

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。