2024年11月1日、岡山大学で「第14回国際同窓会総会」が開催されました。これは、世界各国に広がる岡山大学の卒業生たちが集い、交流を深めるための重要なイベントです。今年はハイブリッド形式で行われたため、自宅に居ながらにして参加することも可能でした。
総会には、郭艶萍国際同窓会会長をはじめ、約30人の同窓生がオンラインで参加しました。岡山大学からは、那須保友学長や鈴木孝義副学長といった教職員も出席し、リアルタイムで母校との絆を再確認しました。
開会の挨拶では、郭会長が各支部での同窓生の活躍やその活動が紹介されました。その中で母校と同窓会各支部のさらなる連携強化への期待が語られ、参加者は共感を持って聞き入っていました。同窓生たちがそれぞれの地域でどのように実績を上げているのかを知ることで、互いの存在の大切さを再確認する機会となったことでしょう。
その後は、海外支部からの活動報告や、国際同窓会学生スタッフによる紹介が続きました。また、岡山大学の最新の取り組みについても説明があり、国内外から参加した同窓生たちは積極的に意見交換を行いました。今回の総会は、参加したメンバー全員が和やかな心持ちで交流できた貴重な時間だったといえます。
岡山大学国際同窓会は、設立から13年が経過し、現在は28カ国に55支部を展開し、約1,100人の会員を抱えています。この交流のネットワークをさらに発展させることで、今後も優れた留学生の獲得や学生の交換留学、教職員の交流を推進していくことが期待されます。
本会の目的は、同窓生同士の交流を深めることだけでなく、岡山大学自体の象徴として社会へ貢献することでもあります。各支部でのイベントや活動を通じて、母校を支える存在としての役割を果たしていくことは、岡山大学にとっても重要な意味を持つでしょう。
今後の岡山大学国際同窓会の取り組みに、おおいに期待したいところです。新たな世代の同窓生が加わり、さらなる発展を遂げることが期待されます。地域中核・特色ある研究大学としての岡山大学の取り組みに注目が集まる中、今後も国際的な視点からの貢献が求められることでしょう。