鹿島建設の立体音響スピーカー「OPSODIS 1」が最優秀賞を受賞
2025年3月12日、東京・渋谷で行われた「GREEN AWARD 2024」表彰式において、鹿島建設が開発した立体音響スピーカー「OPSODIS 1」が最優秀賞に選ばれました。このプロジェクトは、グローバルに有名な音響技術を取り入れ、クラウドファンディング「GREEN FUNDING」で、驚異の支援総額600百万を超える成功を収めました。この金額は、国内企業の製品開発プロジェクトとしては史上最高額に上ります。
OPSODIS 1の独自性
OPSODIS 1は、180年以上の歴史を誇る鹿島建設が手掛けた製品であり、音響分野での革新的な挑戦の結晶です。表彰式では、専務執行役員の市橋克典氏が登壇し、「OPSODISは360度の立体音響を実現する画期的な技術です。このスピーカーが多くの支援を受けていることに感謝しています」と述べました。
音響技術の進化
このスピーカーに搭載されているのは、世界的に名高い英国のサウサンプトン大学との共同開発による立体音響技術「OPSODIS®」です。ユーザーが個人で手軽に没入感あふれる音響体験を得られるように設計されており、家庭で本格的な音響体験が可能です。幅38.2㎝のコンパクトな形状ながら、その機能は非常に高く評価されています。
実体験の重要性
OPSODIS 1は、渋谷のSHIBUYA TSUTAYA内に新しく設けられた「GREEN FUNDING タッチ&トライ」ブースでも体験可能です。このブースでは、製品の試作機が設置されていて、実際に体験してから支援することができます。通常のクラウドファンディングとは異なり、参加者が直接製品を確認し、納得して支援できる仕組みが、多くの高額支援を生む一因となっています。
さらに、1日約50万人が行き交う渋谷という好立地を活用し、OPSODIS 1の魅力を広くアピールしています。
地域を超えた体験の拡充
オフラインでの経験が人々の興味を引く中、鹿島建設は実店舗を利用して、地方の方々にも製品を体験してもらえるよう努めています。全国の蔦屋書店や蔦屋家電でも、体験会や常設展示が行われ、顧客からも高い評価を得ています。これにより、都市部だけではなく、地方からも幅広く支援を得ることができました。
新たなビジネスモデルの成功
CCCグループの執行役員である鎌浦慎一郎氏も表彰式に出席し、「オンラインとオフラインを融合させることで、新たな価値を提供する試みを続けています」と述べ、OPSODIS 1の成功事例が新たなビジネスモデルの可能性を示すと期待を寄せました。
製品の詳細
OPSODIS 1は、74,800円(税込)でクラウドファンディングサイト「GREEN FUNDING」を通じて購入支援が可能です。支援者には、購入特典も用意されています。
OPSODIS 1プロジェクトページ
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以上のように、鹿島建設の立体音響スピーカー「OPSODIS 1」は、クラウドファンディングを通じて新たなデジタル時代の音響体験を提供し、最優秀賞を受賞するなど多方面での成功を収めています。