NOK福島事業場の「適しお」活動
NOK株式会社は、福島市が展開する減塩推進活動「適しお」と連携し、2025年1月から3月にかけて福島事業場の社員食堂にて「適しおメニュー」を導入します。この取り組みは、「一人ひとりの健康づくりを応援する食環境の整備」を目的とした健都ふくしま創造事業の一環として位置づけられています。
福島市では、地域の健康づくりをサポートするため、適切な量の塩分で美味しく食べることを目指す「適しお」に力を入れており、最近の研究によれば福島県は全国平均よりも塩分摂取量が高いことが判明しました。この状況を改善するため、NOKは福島市の「適しおサポーター」に登録し、初めて社員食堂に減塩メニューを導入します。
「適しお月間」とは
NOK福島事業場では、1月から3月までの期間を「適しお月間」と定め、期間中は社員食堂で日替わりの4つのメニューを用意します。そのうち1つのメニューは塩分を2.5gに抑えた「適しおメニュー」となり、残りのメニューには減塩調味料を使用します。このような取り組みを通じて、社員の健康意識向上を図ります。
例えば、提供される「適しおメニュー」の一例には、鶏肉のソテー胡麻ソースセット、酢豚、鶏肉のレモン醤油照り焼き、タラのマリネなどがあります。いずれも健康的で美味しい料理が揃っています。
健康づくりへの取り組み
NOKでは、「適しお」を推進するための様々な工夫を行います。社内に減塩に関する情報の展示を設置し、社員の健康的な食生活を促進します。また、アンケートを通じて社員の意見を集めて活動に反映することで、より良い食環境の整備を目指します。
NOK福島事業場では、これからも福島市と連携して「適しお」活動を推進し、社員の健康を増進するための取り組みを続けていく方針です。地域の健康促進に貢献する姿勢は、企業としての責任を果たすだけでなく、社員一人ひとりの生活の質の向上にも寄与することでしょう。
NOK株式会社の紹介
NOK株式会社は、「Essential Core Manufacturing」という理念のもと、約38,000人の従業員とともに15の国と地域で事業展開をしています。自動車から医療機器、産業用ロボットまで幅広い分野で精密なモノづくりを行っています。特に福島事業場では、自動車向けのオイルシールを製造し、国内市場で70%のシェアを誇る実績があります。
今後もNOKは、地域に根ざした活動を通じて、社員とその家族、そして地域住民の健康づくりに寄与していくことでしょう。