アパレル業界の未来を切り拓く産学連携
ファッションの世界は常に進化しています。その中で、次代を担うクリエイターたちがどのように育っているのか、今回は特別な卒業制作発表を通じて探ります。2026年2月8日、国際トータルファッション専門学校にて行われた卒業制作では、デジタルクロージング株式会社の協力のもと、最新の技術を駆使したビジュアル作成が発表されました。
デジタル技術との融合
この取り組みは2年目を迎え、アパレル業界の最前線を担う人材を育成するために行われています。国際トータルファッション専門学校は「ORIGIN」というテーマのもと、学生たちが自身で企画し、衣装制作や演出を行う卒業制作を実施しました。デジタルクロージングは、これまでの経験を生かし、アパレルの3Dモデリング技術を組み合わせて学生へのビジュアル支援を行いました。これは、学生が制作したデータをもとに、よりリアルな表現を可能にするものです。
教員からの視点
教務部長の神戸悠太氏は、3Dでのモデリングデータと実物制作した衣装の整合性を重視したと語ります。ファッションショーという舞台で、学生が学んできた3Dデータを実際の衣装とリンクさせることで、高い表現力を持つプレゼンテーションを実現しました。デジタル技術を活用することにより、学生のモチベーションも向上し、教育効果が大いに高まったということです。
未来のクリエイターたち
デジタルクロージングの野瀬千里副社長は、実際の作品を目の当たりにし、アパレル業界の未来に期待を寄せました。学生たちが取り組んだ作品からは、個人の才能だけでなく、カテゴリーを超えた連携やチームワークの良さも感じられたとのこと。技術の進歩が続く中、これらを効果的に取り入れられる人材が、今後の業界を支えるでしょう。
デジタルクロージングの役割
デジタルクロージング株式会社は、アパレル3Dモデリングのパイオニアとしての役割を果たしながら、これまで1万点以上の3Dモデルを製作してきました。このノウハウを生かし、国内外の多くのファッション企業にインパクトを与えています。現在、生成AI技術を取り入れることで、さらなるデジタル活用を進めています。これにより、業界のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進し、未来のアパレル市場に平仄を持たせることを目的としています。
まとめ
MNインターファッション株式会社が新たに形作るファッションの未来と、その中で国際トータルファッション専門学校が育てる人材。産学連携の取り組みを通じて、次世代のクリエイターたちが世に出て行く姿を応援し続けたいものです。今後もこの業界での革新と成長が期待される中、多くの若者たちが新しいファッションの地平を切り開いていくことでしょう。
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新潟におけるファッション教育の可能性、そしてその育成方法に注目していきたいと思います。