株式会社ヴィス、2026年3月期決算を発表
2026年5月13日、株式会社ヴィス(本社:大阪市北区)が2026年3月期の連結業績を発表しました。結果として、売上高が16,489百万円に達し、前年同期比101.5%の成長を遂げました。また、営業利益も1,942百万円で前年同期比101.4%の増加を見せ、5期連続の増収増益を達成しました。
過去最高の業績を記録
2026年3月期は、同社の中期経営計画「VISION2027」の初年度にあたります。この期間中、従来のオフィスデザインから進化を遂げ、「ワークデザイン」の推進に注力しました。その結果、売上高や各段階の利益がすべて過去最高を更新しました。特に、大規模プロジェクトの受注を通じて成長を促進し、粗利益率も向上しました。
新たな拠点『The Place』の設立や、大阪本社の移転などの積極的な成長投資を行ったにもかかわらず、確固たる事業基盤が過去最高業績を支える結果となりました。
事業概況と受注高
ブランディング事業においては、プロジェクト単価が上昇し、人的資本経営への関心が高まり、大規模なオフィス構築プロジェクトが増加しました。第4四半期には平均プロジェクト単価が4,291万円に達し、全体的に単価が安定して向上しています。受注件数や受注率を維持しながら、業界での信頼性も高まっていることが確認されました。
通期の受注高は178億円と過去最高を記録し、1億円以上の大規模案件の比率が全体の42%を占めました。検収時期の影響で今回の売上高は計画をわずかに下回りましたが、受注残高は39億3,100万円と前年同期比63.3%増加しました。この結果、次年度に向けた強固な基盤を形成した状態でスタートすることができました。
今後の成長ステージ
2027年3月期において、ヴィスは連結売上高183億9,700万円、営業利益19億5,100万円を見込んでおり、さらに6期連続の増収増益を目指します。重点施策として「人的資本×生成AI」を掲げ、高付加価値な「エクスペリエンス・デザイン」の提供を加速していく方針です。
また、不動産仲介事業の収益化も進め、業績をより一層強化していきます。
株主還元方針
株式会社ヴィスは、強固な財務基盤を背景に、株主還元方針を大幅に強化することを決定しました。2026年3月期より「累進配当」を導入し、利益にかかわらず減配せずに配当水準を維持または増配し続ける方針を発表しました。2027年3月期の配当は前期比で10円増の1株あたり59円を予定し、配当性向も40%に引き上げます。
今後も株式会社ヴィスは、成長を続けるための戦略を実行し、株主の期待に応える企業であり続けることでしょう。