新世代OCR「Bunzz AI OCR」とは
東京都渋谷区に本拠を置くBunzz株式会社が、最新の生成AIを活用した「Bunzz AI OCR」という新しいサービスを発表しました。このOCRは、従来の文字認識技術を大きく進化させるもので、ただの文字起こしを超えて、業務のオートメーション化までをサポートする機能を持っています。
進化した性能
従来のOCR技術は、文字認識の精度が低く、特に手書き文字に対しては限界がありました。しかし、Bunzz AI OCRは複数の最先端の大言語モデルを利用してこの問題を克服しました。特徴的なのは、その「思考するOCR」というコンセプトです。
この技術は、文脈を理解し、文字の表記ゆれに柔軟に対応する能力を持っています。これにより、手書き文字や特殊な表記の認識率が格段に向上し、従来のOCRでは難しかった複雑な文書にも対応可能となります。
ソリューションの多彩さ
「Bunzz AI OCR」は、単なる文字起こし機能に留まらず、データの整形や基幹システムとの連携、さらには業務のオートメーションまでを見据えた多機能型のソリューションです。例えば、請求書からの情報抽出と会計システムへの自動入力、経費申請書の処理など、様々なプロセスを一気通貫して実現します。
複数のAI利用で精度向上
このOCRが特に注目されるのは、複数の生成AIモデル(ChatGPT、Claude、Geminiなど)を併用していることです。入力される文書に応じて最適なモデルを選択することで、より正確な文字認識を可能にしています。さらに、情報漏洩のリスクを考慮した設計となっており、企業の機密情報を保護する仕組みが整っています。
セキュリティへの配慮
情報セキュリティに関しても、Bunzz AI OCRは高度な対策を講じています。具体的には、海外のAI企業にデータを学習させず、保持しない設計がなされており、企業が抱える情報漏洩のリスクを最小限に抑えています。また、オンプレミスでの導入も可能で、プライバシーを優先する企業にとって魅力的な選択肢となっています。
Japan IT Weekでのトライアル提供
Bunzzは、2025年4月23日から25日にかけて東京ビッグサイトで開催される『Japan IT Week 2025春』に出展し、期間限定で10万円のトライアルプランを無料で提供すると発表しました。この機会に興味のある方はぜひお申し込みを。
業務フローの自動化
「Bunzz AI OCR」のもう一つの大きな特徴は、文字起こしした情報を基にした業務の自動化が可能な点です。特にエンタープライズプランでは、特定の業務フローをAIエージェントで自動化することができ、企業がより効率的に業務を遂行できる環境を整えます。
料金プラン
サービスは月額30,000円から提供されており、導入を考える企業向けに詳細なプランも用意されています。興味がある方はホームページからのお問い合わせをお待ちしています。
Bunzzの企業ビジョン
Bunzzの代表取締役社長である圷健太氏は、「AI OCRは企業におけるDXの一丁目一番地である」と述べており、AIの導入を進めることで業務フロー全体の効率化を提案しています。今後のAI技術の進展に期待を寄せ、企業にとって価値あるパートナーとなることを目指しています。
会社概要
Bunzz株式会社は、次世代型のAI OCRを通じて業界の変革を試みている企業です。東京都渋谷区に本社を構え、AI導入支援など多岐にわたるソリューションを提供しています。