東京下町に誕生した深川リキュルラボの新たな挑戦
東京都江東区に新たにオープンした「深川リキュルラボ」が、手造りリキュールの製造所として注目を集めています。2023年12月に設立されたこのラボでは、地域の素材を利用したユニークで美味しいお酒の開発に力を入れています。企業の目標は、国内外の多くの人々に魅力的なお酒を届けること。特に小規模生産のクラフト酒をテーマに掲げ、さまざまな酒蔵や生産者との連携を通じて、今までにない独自の製品を世にリリースしていきます。
第一弾商品「8th ocean クミン梅酒」
そして今回、深川リキュルラボが発表した製造第一弾は、注目のクラフト梅酒「8th ocean クミン梅酒」。この梅酒は、エスニックなスパイスであるクミンを特長としており、オリジナルの梅酒に和歌山県産の梅と自家製の黒糖梅酒を組み合わせたものです。さらに、クミンを一般的なスパイスカレーで使う量程度加えることで、香りや風味の新しい次元を引き入れています。体験してみると、私たちが知る従来の梅酒とは異なる、深く爽やかかつ新鮮な味わいを楽しむことができます。
この梅酒の特徴は、浸漬時にホールのままクミンを使用し、その後数日熟成させることで、独特の香味を生み出しています。こうしたこだわりは、スパイシーな料理との相性も抜群です。特に、カレーやその他のスパイス使いの料理とのペアリングをお勧めしています。
クミン梅酒開発の背景
クミン梅酒は、調理師免許と発酵食品ソムリエの資格を有する、深川リキュルラボの女性リキュリストによって開発されました。クミンは、カレーやスパイス料理に欠かせない素材として知られていますが、梅や赤しその香りと親和性を持つことに気づき、開発に活かされました。幾度の試作の結果、梅とクミンの組み合わせから得られる新たな風味が実現したのです。
魅惑のスパイス「クミン」の効能
クミンは古代から多用途に使われてきたスパイスです。防腐剤として使用されたAncient Egyptや、薬用、美容目的に古代ローマで用いられてきた歴史があります。現在でも消化促進やリラックス効果、美肌効果、さらにはダイエット効果もあるとされており、その効能はまさにスパイス界の魔法とも言えるでしょう。中東や中央アメリカでは、チリコンカン、タコス、ハリッサ、ケバブなど多くのスパイシーな料理に欠かせない存在です。
ボトルデザインと製造メンバーの紹介
「8th ocean クミン梅酒」のボトルデザインは、華やかさと異国感が見事に調和しています。地元深川の落ち着きを感じさせるデザインは、手に取る人々を魅了します。製造陣には、チーフリキュリストの榎本一仁氏とリキュリストの木戸智子氏が名を連ねています。榎本氏は酒蔵での営業経験が豊富で、木戸氏は飲食業での経験を活かしつつ、新しいリキュールの開発に尽力しています。彼らの情熱と経験が詰まった新しい梅酒を、ぜひ一度試してみてください。
公式サイトでの情報はこちら
商品情報
- - 商品名: 8th ocean クミン梅酒
- - 価格: ¥2,200(税込)
- - 容量: 720ml
- - アルコール度数: 14度
- - 原材料: スピリッツ、梅の実、黒糖、クミン
- - 製造所名: 深川リキュルラボ
- - 住所: 東京都江東区富岡1丁目8-2 天孝ビル 5F
- - お問い合わせ: [email protected]
現時点ではラベルが若干異なりますが、魅力的な梅酒の開発をぜひお楽しみに!