第3の家族が「べに花はばたけ基金」に採択されて新たな一歩を踏み出す

第3の家族が「べに花はばたけ基金」に採択されました

特定非営利活動法人第3の家族が「べに花はばたけ基金」に採択されたことにより、家庭環境問題で悩む子どもたちへの支援がさらに強化されることになりました。この基金は、公益財団法人東京コミュニティー財団によって設立されたもので、健全な子どもや青少年の育成を目的とした非営利法人に対して助成を行っています。

べに花はばたけ基金の概要

この基金は、通常の助成金とは異なり、事業実施資金の助成にとどまらず、基盤強化や事業成長を目指す団体への投資を専門に行うことを目的としています。年に3団体が助成を受け、その期間は最大3年間にわたります。このようにして、持続可能な社会的インパクトを創出できる団体を育成することを目指しています。

採択の背景

特定非営利活動法人第3の家族は、家庭環境問題に悩む少年少女を対象に、「寄り添わない支援」を通じて独自のサービスを提供しています。具体的には、掲示板の設置や情報サイトの開設、調査事業の実施、さらにはイベントの開催など多岐にわたる活動を展開しています。

今回の助成は「代表の『右腕』となる人材の雇用・育成を目的とした基盤強化資金」に対象として申請されました。代表である奥村春香さんは、常勤スタッフが限られている中での成長促進を目指しています。彼女は「初期から支えてくれた仲間に一緒に参加してもらうことで、私たちのサービスをより一層強化していきます」とコメントしています。

団体の狙いと今後の展望

第3の家族は、家庭環境の中での居場所を求める少年少女たちに、自身の可能性を広げるための手助けをしようとしています。「自分の居場所は他にもある」と感じることで、彼らが抱える困難に前向きに向き合えるようサポートを充実させていきたいと考えています。今後、今回は助成された資金を利用して、スタッフの雇用を進め、事業の成長を促進する計画です。

まとめ

このたびの「べに花はばたけ基金」の採択により、第3の家族は新たな支援のステージを迎えました。家庭問題に直面し、悩みを抱える子どもたちに対して寄り添う姿勢を貫きながら、活発な活動を展開していくことで、社会全体に良い影響を与えることが期待されています。団体はさらなる成長を目指し、未来に向けた一歩を踏み出しました。