企業の禁煙推進
2019-04-18 18:00:12

禁煙を通じて企業健康を推進する『禁煙推進企業コンソーシアム』設立

禁煙推進企業コンソーシアムが設立



2019年4月18日、東京都にて禁煙を促進するための新たな団体『禁煙推進企業コンソーシアム』が発足しました。このコンソーシアムは、公益社団法人東京都医師会や公益財団法人日本対がん協会といった医療関連の団体とも連携し、健康的な企業環境を実現することを目的としています。

発足の背景


近年の健康志向の高まりを受けて、企業における禁煙の重要性が増しています。特に、日本では喫煙が健康に与える影響が深刻であり、2018年の厚生労働省の報告書によれば、能動喫煙による年間死亡者数はおよそ13万人に上るとされています。このようなデータを受け、禁煙を促進する取り組みが急務となっています。

コンソーシアムの目的


『禁煙推進企業コンソーシアム』の設立は、こうした背景を踏まえた上で、企業が共通の目標を持ち、社員の健康を最優先に考えるための一環です。コンソーシアムに参加する23の企業は、社内の喫煙率低下を目指し、具体的な施策を立案・実施していくなかで、禁煙の重要性を社会に向けて広く発信していくことを目指しています。

発足発表会の詳細


発足にあたり行われた発表会には、23企業が参加し、その中から13名の代表者が登壇しました。代表者たちは、自社の禁煙に対する意気込みや、コンソーシアムへの参加理由を語りました。ゲストには東京都知事の小池百合子氏も出席し、祝辞を述べました。小池知事は、東京都の受動喫煙防止条例の制定についても触れ、禁煙推進の重要性を強調しました。

健康志向の企業文化の醸成


コンソーシアムは、企業内部での禁煙推進が社員の健康増進に繋がることを確認しています。禁煙は、個々の健康維持に留まらず、企業全体の生産性向上や経営の効率化にも寄与します。今後、参加企業はそれぞれの禁煙のための具体的な施策を共有し、合同でその進捗を公表することで、他社へのロールモデルとして機能することも視野に入れています。

未来の展望


コンソーシアムは今後、継続的に新たな参加企業を募り、禁煙の重要性を広めていく方針です。そこでのキーワードは、経営トップのコミットメント。禁煙を推進することが、ユニークな企業文化を形成し、健康を重視する社会の実現に寄与することを目指しています。

おわりに


『禁煙推進企業コンソーシアム』は、より健康的な企業を実現するための重要な一歩として、今後の活動に注目が集まります。禁煙がもたらす効果を企業全体で共有し、広げていくことで、健康な社会の実現に寄与することを期待します。

会社情報

会社名
禁煙推進企業コンソーシアム
住所
港区元赤坂1-2-7赤坂Kタワー4階
電話番号
03-6890-3110

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