2025年流通大会｜小売業の未来を考える戦略セミナー開催に向けて

2025年流通大会｜小売業の未来を考える

2025年2月6日と7日の2日間、東京都千代田区の九段会館テラスで、小売業における業態革新をテーマにした戦略セミナー「流通大会2025」が開催されます。このセミナーは、流通業の現状や課題を議論し、解決策を模索するための重要な機会として毎年行われています。

流通大会の目的と背景

近年、原材料費や輸送費の高騰、人件費の上昇が問題視されており、これに伴う物価上昇は消費者の購買行動にも影響を及ぼしています。また、人口減少や少子高齢化が進む中で、労働力の確保が難しくなっていることも、流通業界にとっては深刻な課題です。それに加えて、消費者の価値観の変化も見られます。こうした環境の中で、小売業各社は独自の戦略を展開し、消費者のニーズに応えようとしています。

特に注目されているのは、付加価値を高める取り組みや、コスト削減による低価格を実現する戦略です。付加価値戦略では、他にないユニークな商品や新しい買い物体験を提供し、一方で効率化・低価格戦略では、コストを削減して価格訴求による消費者の取り込みを狙います。この両者の取り組みが、業態革新の鍵を握っていると考えられています。

セミナーのスケジュール

【2025年2月6日（木）】

- 平林孝之氏（経済産業省消費・流通政策課長）
- 根本重之氏（公益財団法人流通経済研究所理事）
- 大久保恒夫氏（株式会社リテイルサイエンスファウンダー）
- 太田正道氏（イオンネクスト株式会社取締役副社長）
- 小山裕士氏（三菱食品株式会社執行役員）

【2025年2月7日（金）】

- 永濱利廣氏（株式会社第一生命研究所経済調査部首席エコノミスト）
- 山﨑泰弘（公益財団法人流通経済研究所常務理事）
- 満行光史郎氏（株式会社カスミ専務取締役）
- 二川真悟氏（まいばすけっと株式会社経営企画部部長）
- 吉岡伸洋氏（Genky DrugStores株式会社取締役副社長）

参加方法と費用

参加費は、単独日参加が各日45,000円（税込49,500円）、2日間通しの申し込みは80,000円（税込88,000円）となっています。会場参加者には昼食としてお弁当が用意されています。

参加を希望される方は、以下のリンクから詳細を確認し、申し込みを行ってください。
流通大会2025 申し込みはこちら

この流通大会は、流通業界の未来を考える上で非常に重要なイベントです。多様な視点からの意見交換が行われるこの場で、新しい戦略のヒントを得ることができるでしょう。ぜひ多くの方々の参加をお待ちしております。