KURKKU FIELDSが南青山にレストランをオープン
千葉県木更津市に本社を持つ株式会社KURKKU FIELDSは、都市の中で自然を感じられる新たな食のスタイルを提案するため、2025年11月21日(金)に東京・南青山に2つの新しいレストランをオープンします。その名も「KOKKO KURKKU」と「suscrea」です。両店舗は、自然と都市を繋ぐ地域密着型の食文化を発信することを目的としています。
南青山の新たな食の拠点
KURKKU FIELDSが目指すのは、自然と食に関連するすべての人々を結びつけること。この異なるコンセプトの二つのレストランは、都市生活の中で新しい食の可能性を探求します。KOKKO KURKKUは地中海料理を中心に、「集い、分かち合う」ことをテーマに、薪火を使用したシェアスタイルを採用。対してsuscreaは、持続可能と創造的を融合させたイタリアンレストランで、日本の伝統的な文化や食材を取り入れています。
「Farm to Table」の哲学
両レストランでは、KURKKU FIELDSで育まれた循環型食材が使用され、特に木更津の有機野菜や高品質なジビエ、平飼いの鶏卵など、こだわりの食材が揃います。これらの料理を通じて「Farm to Table」の理念を体現し、自然や生産者、料理人、そして訪れるゲストの間に生まれる新たなつながりを大切にしています。
午前中の豊かな自然の恵みを、南青山の都市空間へと運ぶ。その過程で生まれる料理には、それぞれ深い物語が込められており、食を通じて自然と都市の関係が再考されることを期待しています。
KOKKO KURKKUの魅力
KOKKO KURKKUの店名は、フィンランド語で「焚き火」を意味します。このレストランでは、薪火を利用した地中海料理をメインに、温かい空間で料理を楽しむことができます。シェフの堀井卓也が料理を手掛け、彼が提供する一皿一皿は、薪の温もりで溢れ、自然の洞察を与えてくれます。
代表的なメニューには、薪火焼きの茄子と無花果を使ったババガヌーシュや、平飼い卵を用いたバスクチーズケーキがあります。これらの料理は、ただの食事を超えた、感情や物語を伝える役割を果たします。
suscreaの挑戦
一方、「suscrea」は持続可能性と創造性をテーマに、イタリア料理の枠を超えた新たな食の表現を追求します。シェフの和田淳志が提供する料理は、日本の伝統文化や食材を盛り込み、革新的なメニューが魅力です。特に、自家製粉の全粒粉を使ったパスタや薪火調理の自然農法野菜を使用した一品は、一口ごとに新しい発見を提供してくれるでしょう。
共通のビジョン
両店舗は、エグゼクティブシェフの山名新貴のもと、統合的なビジョンを持って運営されます。山名は、木更津で培った経験を基に、都市における自然との調和を目指しており、社会・環境の課題解決にも力を入れています。
自然と都市、そして食の新たな関係性を築くために進化を遂げるKURKKU FIELDS。それぞれの店舗で、心地よい変化を感じながら新しい食の体験を楽しむことができるでしょう。