アイスクウェアド、マイクロソフトのGoldコンピテンシーを取得
株式会社アイスクウェアドが、マイクロソフトの「Gold Cloud Platform」コンピテンシーを取得しました。この称号は、日本マイクロソフトが提供している「Microsoft Azure」の展開において、卓越した技術力や専門知識、販売実績を示すものです。アイスクウェアドは、これまでにMicrosoft Azureを活用したFMサービスプラットフォーム「Archibus on Azure」や、関連するWebアプリケーション開発の実績が評価され、今回の認定に至りました。
Goldコンピテンシー取得の背景
マイクロソフトによるGoldコンピテンシーの認定は、企業がその領域での専門性を証明する重要なステップです。アイスクウェアドは、これまでの実績に加え、Microsoft Azureに関連する資格を有する専門家の数も多く、これが高く評価されました。将来的には、これを契機にビッグデータやAI分野でのサービスを拡充していく考えです。
新たなサービスの展開
アイスクウェアドは、Gold Cloud Platformの認定を受け、特にAzure Digital Twinを活用したサービスを進めていきます。デジタルツイン技術は、物理的なものをメタバース上で再現する手法で、建物や設備の運用管理を高度にサポートする仕組みです。この技術を基にした新しいサービスは、クラウドネイティブなデジタルツインの構築支援を提供します。
具体的なサービス内容
これまでアイスクウェアドでは、Microsoft AzureのAzure Digital TwinsやAzure IoT Hubを利用し、ビルオートメーションシステム(BAS/BMS)やIoT機器を統合したスマートビルディングシステムの構築を行ってきました。このサービスでは、以下の特長があります:
- - デジタルツインの構築:既存ビルシステムやIoT機器を活用し、建物の運用状況をリアルタイムで把握。
- - ビルディングライフサイクル管理:FM基幹システム「Archibus」との統合により、建物のライフサイクルを通じた効率的な管理。
- - データ分析機能:3Dデータ表示や設備の診断履歴、建物利用状況の分析など、多角的な視点でのデータ活用。
日本マイクロソフトからの評価
この認定に対して、日本マイクロソフト株式会社からも高い評価を得ています。マイクロソフトの業務執行役員 野中智史氏は、「アイスクウェアド様がGold Cloud Platformコンピテンシーを取得されたことを心から歓迎します。ビッグデータやAIを駆使した深い知見をもとに、クラウドを基盤としたデジタルツインの構築支援を行うことで、より多くの企業や組織の変革を導くことを期待しています」と述べています。
企業の概要
株式会社アイスクウェアドは、2011年に設立され、東京都千代田区に本社があります。企業のライフサイクルマネジメントに関わる課題解決を支援するコンサルティングサービスを中心に、クラウド、ビッグデータ、AI、IoTといった先端技術を取り入れたシステムインテグレーションを展開し、FM業務の効率化を進めています。また、企業や大学との連携により、社会問題への新たなソリューション提供も行っています。公式サイトは
こちらです。
今後、アイスクウェアドはマイクロソフトとの連携を強化し、デジタルトランスフォーメーションの推進に寄与していくことを目指しています。これにより、クラウド技術を活用したイノベーションが期待されています。