2016年ゴールデンウイーク:意外な休暇事情と予定の実態
2016年のゴールデンウイーク。10連休のチャンスもあったにもかかわらず、多くの日本人にとって、それは必ずしも理想的な休暇ではなかったようです。4月中旬時点でのアンケート調査によると、実に4割以上の人がGWの予定を全く決めていなかったという驚くべき結果が判明しました。
10連休は夢?休暇日数の現実
最大10連休も可能だった2016年のGWですが、実際には10連休を取得できた人はわずか6.3%でした。最も多くの人が休めたのは5月4日で65%。土日勤務が一般的である企業が多いことを示唆しています。さらに、13日間のGW期間中に10日以上休めた人は全体の8.8%に留まり、逆に1日しか休めなかった人は19.8%という現実が浮き彫りになりました。
予定未定の背景:混雑回避と予定なき過ごし方
GWの2週間前に実施されたアンケートでは、「予定がまったく決まっていない」と回答した人が44.6%に達しました。予定がすべて決まっている人の約3割は仕事が予定に入っていました。一方で、予定が未定の人たちの多くは、「特に外出する予定はない」と回答しており、その理由として「どこに行っても混雑しているから」が最も多く挙げられました。
つまり、多くの日本人はGWに特別な計画を立てず、混雑を避けて自宅で過ごすことを選択していた、ということが分かります。
アンケート調査概要
今回の調査は、アンケートサイト「ボイスノート」に登録する有職者会員を対象に実施されました。調査時期はGWの2週間前で、休暇取得状況や予定の有無、その理由などについて多角的に質問が行われました。
まとめ:理想と現実のギャップ
10連休という好条件にもかかわらず、多くの日本人がGWを十分に満喫できなかった可能性を示唆する結果となりました。仕事の影響や、混雑回避のための外出自粛など、様々な要因が考えられます。この調査結果は、日本の労働環境や国民の休日の過ごし方について考える上で重要な示唆を与えてくれるでしょう。
データの入手先
本調査データは、クリエイティブジャパンが運営する「資料JP」サイトから無料でダウンロード可能です。マーケティング担当者の方などは、ぜひご活用ください。
株式会社クリエイティブジャパン
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