日本金融教育支援機構が「みらい育成アワード2024」で快挙!
一般社団法人日本金融教育支援機構(以下、当機構)は、2024年9月28日、東京のJPタワーホールで開催された「みらい育成アワード2024」にてグランプリを受賞しました。この受賞は、特に優れた教育プログラムに対して贈られるものであり、当機構の「FESコンテスト」が評価された結果です。
FESコンテストとは?
FESコンテストは「Financial Education Support Contest for Students」の略称で、若い世代に向けた金融教育を推進することを目的としています。このコンテストは、中高生が制作した小学生向けの金融教育動画を競うもので、大学生の実行委員が運営に携わっています。
2023年度から2024年度までの間、当機構のプログラムは継続して助成事業に採択され、多くの子供たちに金融教育を届ける活動を行っています。今回の受賞により、当機構はさらに多くの人々にその活動を知ってもらえる機会が増えることでしょう。
ワークショップの取り組み
FESコンテストでは、応募作品を制作するワークショップを通じて、子供たちにお金について学ぶ機会を提供しています。このワークショップでは、次のようなプロセスが進行します。
1.
知識の洗い出し: お金に関する自分の知識や経験を整理します。
2.
レクチャーの受講: 金融教育についての知見を得るためのレクチャーが行われます。
3.
テーマの設定: 受講者はテーマを決定し、それについて調査を進めます。
4.
企画の作成: 誰にどのように伝えるかを考え、具体的な企画を作成します。
5.
動画制作: 最終的には、その内容を動画に表現します。
この工程は探究学習と密接に関連しており、最近では多くの教員からも注目されつつあります。学校の授業への導入も検討されており、金融教育への関心が高まっています。
教育推進のための取り組み
一般財団法人三菱みらい育成財団は、「未来を担う若者の育成を目指す教育機関への助成」などの取り組みを行っています。このような事業は、若者に対してより良い教育環境を提供するために重要な役割を果たします。
FESコンテストに参加したい、または金融教育を導入したいと考えている方は、特設ページを通じて簡単にお問い合わせできます。教員アンバサダーの制度もあり、教育現場での取り組みを後押しする機会も提供されています。
受賞歴と支援活動の広がり
先日、当機構は一般財団法人活育財団主催の「Next Education Award」で最優秀賞を受賞し、新たなネットワークや知見をもとに活動をさらに広げています。金融教育が若年層にとって「自分ごと」となるような取り組みを続けていく方針です。
左から、監事の真鍋、理事の阿部、代表理事の平井が出席したイベントの様子も印象的でした。これからの活動にますます注目です。
まとめ
当機構の「FESコンテスト」がグランプリを受賞したことにより、金融教育への関心が高まることが期待されます。若者たちが自分の未来を考える上で必要な知識を身につけることができるよう、今後もさまざまなプログラムを展開していくことでしょう。