2023年下半期〜2024年上半期 自転車買取ブランドランキング
バイチャリ株式会社が発表した自転車ブランド別の買取数量ランキングが注目を集めています。2023年7月から2024年6月にかけて、同社が運営する自転車買取専門店「バイチャリ」における買取データを元にしており、特にどのブランドが消費者に選ばれているのかが明らかになりました。
ランキング概要
今回の調査において、買取数量のトップに立ったのは「GIANT(ジャイアント)」で全体の11.3%という高シェアを誇ります。続く「TREK(トレック)」が7.9%、そして「BIANCHI(ビアンキ)」が7.7%で3位。これらのデータは、現在のリユース市場での自転車の流通動向を示しています。
各ブランドの特色
ジャイアントは、その安定した性能や利便性が評価され、特に都市での移動に適するクロスバイク「エスケープ」が高く支持されています。一方、
トレックはビギナーから上級者まで広く愛されており、多彩なラインナップが特徴。
チェレステカラーで知られる
ビアンキは、その独特のデザインでファンを魅了し続けています。
これらのトップ3は、ただのロードバイクだけでなくクロスバイク市場でも強い影響力を持っています。クロスバイクは新車と中古車の価格差が小さいため、リセールバリューが高く、消費者が購入後短期間で売却しても良い価格をつけやすいのが魅力のひとつです。
続くブランド
ランキングはさらに続き、4位には「CANNONDALE(キャノンデール)」、5位には「SPECIALIZED(スペシャライズド)」がランクインしています。特にこれらは、アメリカの著名な3大ブランドとして知られています。このことからも、その人気の高さが伺えます。
さらに6位には「BRIDGESTONE(ブリヂストン)」、9位には「Panasonic(パナソニック)」が入っており、家庭向け電動アシスト自転車の需要の高さが反映されています。これらの国内メーカーは、特に信頼性の観点からも人気を集めているようです。
コストパフォーマンスのビッグプレイヤー
7位には台湾メーカーの「メリダ(MERIDA)」が登場。これらはコストパフォーマンスに優れ、経済的な選択肢を求めるユーザーにも支持されているようです。また、「ルイガノ(LOUIS GARNEAU)」も市場での競争力を持ち、10位に入るなど、シティライド向けの自転車として多くの支持を得ています。
まとめ
このように、今回のランキングは、リユース市場でどのような自転車が選ばれているか、さらには内需の動向を把握するための貴重なデータとなっています。バイチャリは、全国的に自転車の買取を行っており、そのデータは年間で949,000点以上にのぼります。この調査結果を通じて、今後の自転車業界の発展や消費者の購買選択に役立てられることを期待しています。自転車の購入や売却を考えている方は、ぜひこの情報を参考にしてみてはいかがでしょうか。