ユニクロのヒートテック寄贈活動を広げる「The Heart of LifeWear」のグローバルローンチイベント

ユニクロ「The Heart of LifeWear」のグローバルローンチイベント

2025年10月20日、有明コロシアムにて開催された「The Heart of LifeWear」のグローバルローンチイベントが注目を集めました。この取り組みは、ユニクロが難民や子ども、災害被災者に向けてヒートテックを寄贈するもので、今年も100万点以上の衣料を世界28ヶ国に届ける計画です。

イベントの概要と目的

ユニクロは、40周年を迎えた2024年に「The Heart of LifeWear」の取り組みをスタートし、社会への貢献を目的とした活動を展開しています。今年は、戦略的パートナーである東レ株式会社と共に、寄贈活動を推進し、イベントを盛り上げています。

第一部: あったかい“を届けよう！

このパートでは、ユニクロのグローバルブランドアンバサダーである国枝慎吾氏や、東レパンパシフィックオープンテニストーナメントの大会アンバサダーである奈良くるみ氏が子どもたちと共に登壇しました。子どもたちが「ハート」のモチーフを制作し、寄贈先である難民や被災地の現状について理解を深めました。

子どもたちが行った実験では、ヒートテックの温かさの秘密をサーモグラフィーを使って学び、難民の厳しい状況についての授業にも耳を傾けました。参加した子どもたちは、この特別な体験を通じて感動を覚え、心温まる交流が生まれました。

第二部: メディア説明会

続いて、メディア向けの説明会が行われ、活動の進捗や今後の展開が発表されました。株式会社ファーストリテイリングの柳井康治取締役は、今年も100万点の寄贈を行うことを公表し、シリアの帰還民への特別支援を計画しています。また、東レの大川倫央氏からは、2億円の寄付が発表され、今後の活動への期待が高まりました。

UNHCRの柏富美子氏も登壇し、現状の難民問題について説明。ユニクロの支援がどれほど重要かを伝えました。

参加者の反応

イベントに参加した子どもたちは、「様々な情報を得ることができて良かった」と感想を述べ、世界中の人々をヒートテックで温かくしたいというメッセージが共感されました。国枝さんは、「今日の経験を友達に話して、さらなる理解を広めてほしい」と伝えました。

また、参加したユニクロスタッフやアンバサダーたちは、子どもたちとの交流を通じて、彼らに寄り添う大切さを実感しました。このイベントは、ユニクロが提唱する「The Heart of LifeWear」が、単なる寄贈活動ではなく、より良い社会を実現するための手段であることを示しています。

まとめ

「The Heart of LifeWear」は、ユニクロが40周年を迎えた記念すべき年からスタートした活動で、世界中の困っている人々に温かさを届けるために継続していきます。今後の展開にも期待が高まります。

この取り組みを通じて、ユニクロは「人々の生活をより良くするもの」が何かを問いかけながら、国際的な連携と共に進化を遂げています。