DTSがOpenAIとの連携を発表、業務改革を生成AIで加速

DTSとOpenAIの画期的な連携

株式会社DTS（東京都中央区）は、生成AIの分野で先進的な企業であるOpenAI Japan合同会社（東京都港区）との提携を発表しました。この連携は2025年9月1日から開始され、業務改革と新たな価値創出の実現を目指します。DTSは金融、公共、製造、流通など幅広い分野における豊富な業務知識と開発力を持つトータルSIer（システムインテグレーター）として、OpenAIの信頼性の高い生成AI技術と融合させることで、さらなる革新を進めます。

生成AI技術の実用化を加速

DTSはこの連携を通じて、生成AI技術の実用化を本格的に推進する意向です。自社のソリューションをAIネイティブ化し、業務プロセスを刷新することで、多様化するビジネス現場が抱える課題に応えていきます。企業活動そのものを進化させる新たな競争力と価値を創出することを目指しています。

業務特化型AIエージェントの導入

DTSは、長年の業務知識と現場理解をもとに、各企業の業務プロセスや特有の課題に対して深く寄り添ったカスタムAIエージェントを構築・導入します。これにより、単なる業務の自動化や効率化にとどまらず、日常的な意思決定や社内コミュニケーションを支える実践的なAI活用を実現し、現場の変革を促進します。

自社ソリューションのAIネイティブ化

DTSは、特に独自のソリューションパッケージ「AMLion」と「Walk in home」に、OpenAIのAPIを活用して生成AIを組みこみます。これにより、ユーザビリティや自律性が大幅に向上し、質の高いサービスの提供を目指します。また、運用・BPO支援サービスにおいてもChatGPT Enterpriseを活用し、さらなるサービス品質の向上を図ります。

AI開発の高度化

現在、開発手法は生成AIの活用にシフトしています。DTSでは、既存のAIサービスに加え、OpenAI CodexやCodex-CLIなどの開発支援エージェントの導入を検討中です。設計書やドキュメント作成においても、セキュアに利用できる「ChatGPT Enterprise」のCANVAS機能を活用して生産性と品質を向上させ、より価値あるソリューションを迅速に提供します。

このような取り組みにより、DTSはお客様の業務の変革や新たな価値創造を支える多様なソリューションを提供します。顧客の経営課題に寄り添いながら、生成AIの力を最大限に活用し、デジタルトランスフォーメーション（DX）を推進していく方針です。

会社概要

DTSは、金融、情報通信、製造、公共、建築分野向けに、コンサルティングからシステム設計・開発、運用までをワンストップで提供する特化型システムインテグレーターです。専門性を活かした付加価値の高いサービスも展開し、幅広い業界のクライアントニーズに対応しています。DTSの公式サイトより詳細をご覧いただけます。