ファミリーマート、ミャンマー地震支援金を寄託
株式会社ファミリーマートは、ミャンマー及び周辺地域で発生した大規模な地震による甚大な被害を受けた方々への支援を目的として、2025年4月1日から4月14日までの期間中に集まった店頭支援金を寄付すると発表しました。
寄付金の概要
その総額は21,879,798円となり、これを認定NPO法人国連WFP協会および公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンに寄託されます。これにより、被災地の人々が必要とする支援が行われる予定です。寄付が行われる日程は2025年5月30日となっています。
被災地の厳しい状況
ミャンマーが最も暑い時期に差し掛かる中、被災地では電気や水道が断たれ、さらに子どもたちの熱中症や水系感染症のリスクが増大しています。特に、モンスーン期の到来は、感染症の拡大をさらに助長する可能性が高く、安全な水や衛生設備の整備が急務とされています。特に、震源地に近いマンダレー地域では、地震による破壊に加え、火災により多くの住民が自宅を失い、生活の基盤が脅かされています。
現地支援の内容
国連WFP及びセーブ・ザ・チルドレンでは、以下のような支援活動が進められています。
- - 栄養強化ビスケットや米などの食糧の配布
- - 住居を失った方々への緊急支援物資(毛布、防水シート、学用品など)の提供
- - 子どもたちに対する保護及び心理的支援の実施
また、被災者への現金給付、安全な水へのアクセス保障、衛生キットの提供、医療サービスの手配といった多角的な支援が行われる予定です。
さらなる支援の呼びかけ
株式会社ファミリーマートは、被災地の復興を願いつつ、引き続き支援活動を行っていく方針です。認定NPO法人国連WFP協会及び公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンでは、現在もミャンマー地震による被害に対する寄付の受付を行っており、より多くの支援を求めています。
一日でも早く被災地が復旧し、現地の方々が安心できる生活を取り戻せることを心より願います。