御幸毛織と鷹岡株式会社の素晴らしいコラボレーション
日本のファブリック界において、御幸毛織は名古屋を拠点に長い歴史を持つ企業として知られています。このたび、創業140周年を迎える老舗卸商社、鷹岡株式会社とのコラボレーション企画第2弾を発表しました。この取り組みは、2025年秋冬シーズンに向けて展開される予定で、ファッション業界に新たな潮流を生み出すことが期待されています。
コラボレーションの背景
第1弾となるコレクションでは、約100年前に誕生した生地ブランド「FANCYTEX」を現代風にアレンジした春夏向けの商品が好評を得ました。夏素材「シャリック」を使用した生地は、涼しさと高品質を兼ね備え、多くのファンを魅了しました。それ以来、双方の企業は次のステップとしてより高級な素材の開発に取り組んできました。
第2弾の特長
今回の第2弾では、Super130'sウールを使用した高級服地が登場します。この生地は、オーストラリアのヴィクトリア州で生産される「ディープクリンプ種」を原料としており、その希少性が大きな魅力です。ほとんど存在しないこの原料は、滑らかで美しい光沢感も持ちながら、耐久性にも優れています。結果として、上質なスーツ地として仕立てられています。
さらに、実用性とスタイルの両立を図った「FANCYTEX ~ESSENTIALS basic line~」も展開され、日本の気候に適したスーツ地となっています。このビジネスウェア向けコレクションは、シンプルでありながら、ハリと光沢感を兼ね備えており、オールシーズン使える信頼性の高い品質です。
オリジナルジャージ生地の誕生
今回、注目すべきなのは新たに開発されたオリジナルジャージ生地です。高品質なイタリア糸を使用し、日本の尾州地方の編織技術を融合させたこのジャージ素材は、ストレッチ性や形状記憶性を向上させつつ、非常にスマートな見た目を実現しました。ビジネスシーンでも使用できるスタイリッシュなセットアップに最適な素材です。
企画への想い
両社は、顧客からの高品質なジャージ素材に対する要望を受け、この企画に取り組みました。特に、女性の視点から素材開発を進めることで、新しいスタイルのビジネスウェアを提供するとともに、社会の多様性にも応えられたらと考えています。
また、日本国内の生産を通じて、尾州の伝統技術を大切にし、次世代に引き継ぎたいという気持ちも両社共通の願いです。このような背景から、御幸毛織と鷹岡株式会社は、ファブリックの未来を切り開く存在として、今後の動向が期待されます。
終わりに
今後、御幸毛織と鷹岡株式会社が手掛ける新たな素材や商品には、さらなる期待が寄せられています。日本のファッション業界において、より高品質で革新的な製品が登場することを楽しみにしましょう。新製品の発売についての詳細が気になる方は、御幸毛織の公式ウェブサイトをチェックしてみてください。
御幸毛織株式会社会社概要
【住所】愛知県名古屋市西区市場木町390番地ミユキビル
【電話番号】052-509-1600
【代表者名】渡邉 紘志