大阪・関西万博に登場する新感覚サウナ「太陽のつぼみ」の魅力とは

2025年に開催される大阪・関西万博。その中で目を引く存在となるのが、太陽工業株式会社が手掛けるサウナ「太陽のつぼみ」です。太陽工業は、大型膜面構造物を中心に土木・物流資材を展開する会社で、万博のシルバーパートナーとしてこのプロジェクトに協賛しています。「太陽のつぼみ」は、万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」を体感できるサウナであり、多くの人々に特別な空間を提供します。

自然のエネルギーを感じるサウナ体験

このサウナは、まるで花が開くような美しい造形、美しい造形であり、周囲の自然と調和したデザインが特徴です。太陽のエネルギーが周囲の環境—海や風、草木—と融合し、そこから漂うエネルギーが訪れる人々に心と体のリフレッシュを促します。この独特の空間は、来場者に本来の自分に立ち返る体験を提供してくれるでしょう。

「太陽のつぼみ」の設計は、KOMPASの小室舞氏が担っており、自然光を受けることができるETFEフィルムを使用した膜材によって作られています。この膜材は軽量かつ高耐久性で、透過性も高く、サウナ内で自然のエネルギーを体感することができます。

新しいテトラ型サウナユニット

このサウナは、3つのテトラ型ユニットから構成されています。一つは、サウナ本体。もう一つはリラックスラウンジ、そして最後は水風呂です。ユニット同士は、デッキスペースで接続されていて、全体のデザインは、繊細でありながら力強い膜の技術が生み出す、全く新しい体験を可能にします。

空気を抜くことができる機能を有するこのユニット型躯体は、万博終了後に他の場所へと移設し、新たな形で再利用ができる点も大きな魅力です。大規模な設備をコンパクトに収納できるこのサウナは、まさに移動可能なアート作品とも言えます。