インフラ管理AI
2025-11-26 16:20:15

ブレインズテクノロジーがインフラ管理にAIを活用する新たな一歩

ブレインズテクノロジーがインフラ施設管理AI協議会に参画



ブレインズテクノロジー株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:濱中佐和子)は、国土交通省が設置した「インフラ施設管理AI協議会」に法人会員として活動を開始しました。この協議会では、排水機場の安全を確保し、その管理をより効率化するためのAI技術の研究開発が行われます。

「インフラ施設管理AI協議会」の目的


排水機場は、台風や豪雨の際に水を適切に排出する重要な役割を果たしています。これにより、内水被害の防止や社会経済活動の維持が可能になります。しかし、多くの設備が設立から40年以上経過しており、その老朽化が深刻な問題となっています。設備の維持管理コストが増加し、また専門技術者が不足している現状を受け、国土交通省および土木研究所では、AIによる異常の監視を強化する「AIモニタリングシステム」の研究開発が進められています。これに合わせて、民間企業や研究機関と連携し、様々な知識と技術を融合させるために協議会を設立しました。

アクションプラン


ブレインズテクノロジーは、製造業などの設備における異常検知ソリューション「Impulse」を提供してきた実績があります。この技術を活かし、より高度なAIモニタリングシステムの開発に貢献します。具体的には、以下のような技術を用いた異常検知モデルの構築や運用支援を行う予定です:

  • - 高度な異常検知アルゴリズム: センサーデータを基に、正常運転条件下でも異常挙動を検知できるAI技術を用います。
  • - 故障予兆モデルの運用: 過去の故障履歴や現場の点検データを元に、機械の寿命を予測し、事前にリスク評価を行います。
  • - 親和性の高いシステム設計: 現場のオペレーションに沿った使いやすいインターフェースを提供し、運用業務をサポートします。

これらの活動を通じて、国土交通省が管理する排水機場へのAIモニタリングシステムの実装と評価を進め、その成果を地域社会や民間施設へと広げていくよう努めます。

「Impulse」について


ブレインズテクノロジーの「Impulse」は、さまざまなデータを活用し、従来の検知手法では見逃されていた異常を発見することができます。このソリューションは、2014年にリリースされて以来、製造業を中心に35,000以上のAIモデルが稼働しており、設備の故障予兆や不良品の検出に寄与しています。

会社概要


ブレインズテクノロジーは、企業のデジタル変革を支援するためのAIソリューションを提供しています。2012年には「Enterprise Intelligence」を商標登録し、企業の知の創造をサポートしています。


今後も、社会インフラの質を向上させる目的で、AI技術を活用した取り組みを進めていきます。


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会社情報

会社名
ブレインズテクノロジー株式会社
住所
東京都港区高輪三丁目23番17号
電話番号
03-6455-7023

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