株式会社R6B、株式会社ロジレスへの出資決定
株式会社R6B(以下、R6B)は、東京都世田谷区に本社を置く企業で、EC自動出荷システム「LOGILESS」を展開する株式会社ロジレス(以下、ロジレス)への出資を発表しました。この出資は、ロジレスが実施した第三者割当増資によるもので、R6Bを含む複数の企業が参加しています。
資金調達の背景
今回は、Monoful Venture Partners 1号ファンドがリード投資家となり、その他にも東芝テック、三菱UFJキャピタル、みずほキャピタルなどの有力な企業が名を連ねています。このような背景により、R6BはEC業界における物流の効率化に寄与することを目指しています。出資の主な目的は、ロジレスが掲げる「ECロジスティクスの変革」というビジョンをサポートし、成長を後押しすることです。
R6Bの強み
R6Bは、これまでに470社以上のShopifyを用いたDTCオンラインストアの構築・運営を行っており、業界ではトップシェアを誇ります。DTCサイトにおいては、ロジスティクスの運用効率化が極めて重要な要素です。ロジレスが提供する「LOGILESS」は、OMS(受注管理システム)とWMS(倉庫管理システム)を統合した革新的なシステムであり、業務フローの効率化を実現しています。
ロジレスの成長と未来
ロジレスはすでに多くのEC事業者や倉庫事業者から高い評価を得ており、2024年末時点での導入社数は1,300社、利用している倉庫は250社以上にのぼります。今後もさらなる成長を見込まれており、R6Bはその成長を支える存在であり続ける意向です。今回の出資を通じて、ロジレスの組織基盤の強化やマーケティングの推進、新規事業の立ち上げ支援など、多岐にわたるサポートを行っていく考えです。
代表からのコメント
ロジレスの代表取締役CEOである足立直之氏からは、「今回の資本調達でR6Bと連携を深めることができ、今後の事業発展に期待している」とのコメントが寄せられています。同氏は、ロジレスが目指す「ECロジスティクスを変革し、日本の未来をスケールする」というミッションの達成を強調しており、これからの成長に向けての決意を示しました。
R6Bのアプローチ
R6Bは、デザイナー、エンジニア、ディレクター、プランナーから構成されるエキスパートチームを持ち、国内外のマーケットにおけるコマースの課題に対処しています。ECサイトの支援に加えて、マーケティングオートメーションやSNS支援にも力を入れており、その評価は高まっています。また、さまざまな実績を通じて業界での確固たる地位を築いています。
結論
株式会社R6Bと株式会社ロジレスの提携は、両社にとって大きな意味を持ちます。EC業界におけるさらなる革新と効率化が期待される中で、今後の展開に注目です。