Ship&coとZonosが連携、越境ECの新時代を切り開く
1. API連携の背景
株式会社BERTRANDが提供するクラウド型送り状作成アプリ『Ship&co』は、米国の越境ECにおける新たな課題に対応するべく、関税計算・納付の専門企業ZonosとのAPI連携を開始しました。この連携により、Ship&coを使用するユーザーは、米国宛ての国際郵便について、関税元払い(DDP:Delivered Duty Paid)の送り状を簡単に発行できるようになります。
2025年7月には米国政府が国際郵便物に対する免税措置を停止することを発表し、それによって多くのEC事業者が米国向けの発送で新たに課題を抱えることになりました。これに対して、Ship&coは既存の利用者の要望を受け、Zonosとの連携を果たしました。
2. 本連携の特長
本連携によって、Ship&coのユーザーは以下の機能を利用できるようになります。
2.1 DDP送り状の簡単発行
Ship&coのアプリあるいはAPIを通じて、米国宛ての国際郵便(EMS、国際エアパケット、国際小包など)のDDP送り状をシームレスに発行できます。これにより、発送作業が大幅に簡素化されます。
2.2 関税の自動計算と代理納付
Zonosは米国の関税を自動で計算し、CBP(米国税関・国境警備局)への代理納付を行います。送付状には申告番号(Declaration ID)が自動で印字され、荷物の通関がスムーズに進む仕組みです。
2.3 アプリとAPIの柔軟な活用
Ship&coのアプリでは、Shopify、Amazon、eBayなど多様なプラットフォームからの受注情報をもとに、国際郵便のDDP送り状をすばやく発行可能です。一方、APIを使用することで、大量発送を行う事業者向けに、より効率的な処理が実現します。
2.4 出荷状況の自動更新
出荷後の運用負担を軽減するため、ECプラットフォームへの追跡番号の自動反映および出荷ステータスの更新にも対応しています。
2.5 他の運送会社との一元管理
すでにFedExやDHLなどの運送会社を利用している場合でも、Ship&coのインターフェースでDDPの送り状発行が可能です。
3. お客様の声
Ship&coのCEO、ベルトラン・トマは「越境ECをよりシンプルにする」という目標を語り、今回のZonosとの提携がその実現に向けた大きな一歩であると強調しました。さらに、ZonosのCEO、クリント・リードも、今回の連携によって日本のEC販売者が直面する課題が軽減されることを期待しています。
4. Ship&coとZonosのビジョン
Ship&coは、世界中どこへでも簡単に発送できる環境を提供し続け、Zonosと共に越境ECのさらなる発展を目指しています。また、日本郵便との協業を通じ、信頼される国際配送のインフラを築いていく姿勢を示しています。
この連携によって、日々の業務がどれだけ楽になり、多くのEC事業者にとって、越境ECの運用が簡素化することが期待されます。将来的には、さらに多くの機能が追加され、輸送業界全体の効率化が進むことでしょう。