漆の美しさ漂う万年筆
2025-11-05 12:13:08

会津の伝統が息づく万年筆『伝統漆芸 畷 万年筆 黒銀箔』の魅力

創造と伝統の融合『伝統漆芸 畷 万年筆 黒銀箔』



セーラー万年筆から新たに発売される『伝統漆芸 畷 万年筆 黒銀箔』は、2025年11月15日より全国の取扱店舗で展開される予定です。この特別な万年筆は、機能美を追求したデザインと、会津の伝統的な漆芸を融合させた製品です。

『伝統漆芸 畷』の魅力



『伝統漆芸 畷』は、蓋部分に独特な筋状成形を施し、視覚的にも美しさを引き立てています。このデザインは畷(なわて)という名前に由来し、道を意味することから連想されています。ここには、田の間の道や真っ直ぐな道のイメージが込められており、万年筆の蓋の筋模様がその特徴を象徴しています。

黒銀箔が生み出す独自の美しさ



万年筆に施されている黒銀箔は、一般的なシルバー製品に見られる銀と硫黄成分の反応によって生じる自然な色合いです。銀箔の純度は99.99%で、部位によって異なる黒さが魅力の一つです。この箔の特性により、万年筆には独特なまだら模様が生成され、視覚的な深みをもたらしています。

ラインアップとデザイン



『伝統漆芸 畷 万年筆 黒銀箔』には、艶ありの『惺(せい)-sei-』と艶なしの『影(えい)-ei-』の2つのモデルがあります。両者では、漆がまばらに塗り重ねられ、その上に黒銀箔が施されています。この手法により、単なる黒では表現しきれない豊かな陰影が創出され、見る角度によって異なる表情を楽しむことができます。

『惺-sei-』は夜空の黒さに光を放つ姿を模し、『影-ei-』は静かな月明かりに照らされる様子を表現しています。それぞれが持つ独特の美しさは、リファインされたデザインの結果です。

会津塗の歴史と技術



会津塗は、福島県会津地方で数世代にわたって受け継がれてきた伝統的な技法です。湿潤な気候は漆を扱う上で最適であり、加飾の多様さがこの地域の一大産地としての地位を確立しました。江戸時代からの技術は進化を遂げ、さらには外国への輸出まで行われるようになり、技術革新が進んでいます。

仕様と付属品



『伝統漆芸 畷 万年筆 黒銀箔』は、希望小売価格209,000円(本体価格190,000円)で、21金の大型中字ペン先を持っています。蓋にはエボナイトを使用し、筋状成形と漆塗り、黒銀箔の組み合わせが施されています。
発売時には専用のオリジナル木箱(桐箱)に収められ、利便性と美しさが追求されたセット内容が用意されています。

お問い合わせ



製品に関するお問い合わせは、ユーザーサービス0220-191-167(フリーダイヤル)までどうぞ。伝統と創造力が結びついたこの万年筆が、あなたの手元で特別な一品となることを願っています。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

会社情報

会社名
セーラー万年筆株式会社
住所
東京都港区虎ノ門4-1-28虎ノ門タワーズオフィス10 階
電話番号
03-6670-6601

トピックス(ライフスタイル)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。