新デジタルサイネージ登場
2016-02-02 10:01:15

コンテックとミラクル・リナックス、新デジタルサイネージプレイヤーを発表

新たなデジタルサイネージプレイヤーの登場



株式会社コンテックとミラクル・リナックスが共同開発したデジタルサイネージプレイヤー「MIRACLE VISUAL STATION DS220」(以下、MVSDS220)が、2016年2月24日より正式に受注を開始しました。この製品は、両社の技術が融合した結果誕生したもので、特にその耐環境性能において高い評価を受けています。

MVSDS220の特長


MVSDS220は、コンテックが開発した産業用コンピュータ「ボックスコンピュータ® BX-220」に、ミラクル・リナックスのソフトウェア「Embedded MIRACLE Digital Signage Edition」を搭載した製品です。これにより、屋外や過酷な環境での設置に最適化されています。

このサイネージプレイヤーは、無事な運用が行えるように設計され、故障率は信じられないほど低い0.05%というデータも示されています。これは、2011年の提供開始以来、2,000台以上が出荷されたことからも実証されています。

過酷な環境でも安定した運用が可能


MVSDS220の耐温度性には、特に注目が集まっています。動作温度範囲は0~50℃に設計されており、これによりさまざまな環境での使用が可能です。また、ファンレスとスリットレスデザインにより防塵性が強化されており、メンテナンスの頻度を減少させてくれます。さらに、ケーブル抜け防止金具や固定クランプが装備されており、配線トラブルも防ぐ工夫がなされています。

シンプルなコンテンツ配信


コンテンツの配信は非常に簡単です。Windows PCで作成したコンテンツをUSBメディアまたはネットワーク経由で伝送できるため、運用コストの削減にもつながります。利用者にとっては利便性が高く、手間を最小限に抑えることが可能です。

コンテンツ管理もらくらく


新たに搭載されたコンテンツ管理ソフトウェア「EMPopMaker」は、使いやすいインターフェイスを特徴としています。さまざまな画像や動画フォーマットに対応し、複数言語によるテロップ表示も可能です。これにより、異なる言語を話す顧客層への訴求も容易になっています。

導入先は多岐にわたり、自動販売機や公共機関、エレベーター、さらには工事現場など、幅広い分野において有用性を発揮しています。高い耐衝撃性や耐振動性を誇るため、依然として人気を誇っています。

各社の企業背景


コンテックは1975年に設立され、産業用機器のトータルサプライヤーとしてさまざまな製品を提供しています。一方、ミラクル・リナックスは2000年に設立され、Linuxサーバビジネスを中心に展開しており、デジタルサイネージの分野でも高い技術力を誇ります。両社の強みが合わさったMVSDS220は、今後の市場においても注目される存在となるでしょう。

今後の展望


この新しいデジタルサイネージプレイヤーは、企業が求めるニーズに応じたカスタマイズが可能であり、今後の展開が非常に楽しみです。情報の伝達手段として重要な役割を果たすデジタルサイネージ市場において、いかに存在感を示していくのか、一層の注目が集まることでしょう。

会社情報

会社名
ミラクル・リナックス株式会社
住所
東京都新宿区新宿6-27-30新宿イーストサイドスクエア7F
電話番号

トピックス(IT)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。