子どもを守るための新たな試み
株式会社ファミワン(本社:東京都渋谷区、代表取締役:石川勇介)は、子どもたちが自分の身を守るための性教育ポスターを制作し、無料で配布を始めました。このポスターは、報じられる子どもたちへの性被害を受けて作られ、信頼すべき人からの加害の報道が増える中で、「どうすれば子どもたちをより安全に守れるのか」という思いから生まれました。
ポスターの内容
ポスターの内容は、日常生活の中で守るべき重要な約束をイラスト付きで示しています。具体的には、以下の項目が挙げられています。
- - ついていかない:知らない人からの誘いには応じない
- - もらわない:知らない人から物を受け取らない
- - 見せない:プライベートパーツ(口、胸、性器、おしり)は他人に見せない
- - 見られない:プライベートパーツは他人に見られないようにする
- - 撮らせない:自分の体を撮影させない
- - 触らせない:無断で触らせないようにする
これらの約束は、視覚的に記憶に残す工夫がなされており、日常の中で自然と覚えられるようになっています。このアプローチは、子どもたちが言葉に出して自分に言い聞かせる手助けにもなります。
加えて、ポスターにはもしもの時に覚えておいてほしい合言葉「NO(ノー)!GO(ゴー)!TELL(テル)!」も記載されています。この言葉は、緊急時に役立つメッセージを含み、堂々と行動することの重要性を認識させます。
配布の背景
このポスターは、ファミワンが2021年から毎年開催している無料の性教育セミナーと連携したものです。イベントでは子どもたちの性教育に関する多角的な支援が行われており、家庭や学校での活用も推奨されています。これにより、子どもたち自身が自分たちの権利を理解し、守ろうとする意識を高めることを目指しています。
ファミワンは、このポスターが子どもたちの安全を守るための一助になってほしいという願いを込めて、公式ウェブサイトでの無料ダウンロードを提供しています。これにより、より多くの子どもたちとその周囲の人々がこのメッセージにアクセスすることが可能になります。
福利厚生サービス「ファミワン」の展開
「ファミワン」では、福利厚生サービスとして専門家によるセミナーやオンライン健康相談を通じて、企業や自治体における健康経営や女性活躍支援にも力を入れています。具体的には、社員が匿名でさまざまなテーマについて専門家と相談できる環境を整備し、心理的安全性の向上を図っています。これにより、早期に問題を発見し、個々の心身の健康を守る取り組みも強化されています。
導入企業の一部には、小田急電鉄やTBS厚生会、ソニー、ANAなどがあり、自治体への展開も続けられています。自社のニーズに応じたセミナー内容のカスタマイズも可能で、各社が求めるテーマについての正しい知識を提供することが重視されています。
まとめ
ファミワンが展開する子どもを守るための性教育ポスターは、社会全体における性教育の重要性を再認識させるものです。子どもたち自身が自らを守る力を得られるよう、今後もさまざまな取り組みが続けられることを期待しています。
詳しくは、ファミワンの公式サイトにてポスターのダウンロードが可能です。
ポスターのダウンロードはこちら