ロジザードが実現したKICKS LAB.の在庫管理の新常識とは?
クラウド型在庫管理システムのパイオニアとして名を馳せるロジザード株式会社が、注目を集めるスニーカーショップKICKS LAB.に提供した「ロジザードZERO-STORE」。この導入によって、在庫管理業務がどのように進化し、接客の質が向上したのかを探ります。
KICKS LAB.の背景
2008年に東京・原宿で設立されたKICKS LAB.は、スニーカー愛好者のための特別なスペースとして誕生しました。スニーカー文化の根深い国、日本において、フリークたちの期待を集める店として急成長を遂げ、革新的な取り組みを続けています。
しかし、急成長に伴い、在庫管理業務の効率化が喫緊の課題となっていました。
課題と解決策
これまでKICKS LAB.では、クラウドWMS「ロジザードZERO」を利用して在庫管理を行っていましたが、商品数や売上の増加により、ハンディターミナルによる作業が追いつかなくなっていました。接客中の在庫確認に長い時間がかかることで、顧客体験が損なわれる状況に直面していました。
そこで、ロジザードが新たに提供した「ロジザードZERO-STORE」が導入されることになりました。スマートフォンを活用することで、リアルタイムで在庫状況を把握できるようになり、従業員は顧客の近くにいながら速やかに在庫確認ができるようになったのです。
導入後の効果
実際に導入後、KICKS LAB.のスタッフからは「在庫確認が簡単になり、時間が大幅に削減された」との声が上がっています。これまでなら、スタッフは顧客を一時的に離れ、パソコンやバックヤードに行って在庫を確認する必要がありましたが、スマホの活用により、その場で即座に正確な情報を得ることが可能になりました。
このシステムの変化により、接客の質が向上し、顧客満足度も上昇したとされています。KICKS LAB.のマネージャー、水沼裕太氏は、「ロジザードZEROから始まり、この新しいシステムもサポートのおかげでスムーズに運用を開始できました。今後も引き続き、協力していきたい」とコメントしています。
OMO戦略の強化
また、ロジザードの「ZERO-STORE」と連携した「ShopifyPOS」を利用することで、店舗とECサイトでのポイントを共通化する仕組みも整っています。これにより、実店舗とオンラインの相互送客が可能となり、OMO(オンラインとオフラインの統合)戦略が強化されています。
まとめ
ロジザードZERO-STOREの導入によって、KICKS LAB.は在庫管理業務を飛躍的に効率化し、接客の質を向上させることに成功しました。今後も多くの店舗がこのような業務効率化と顧客体験の向上に向けて、クラウド型管理システムの導入を検討することが望まれています。成長を続けるKICKS LAB.の今後に、ますますの期待が寄せられるでしょう。