ロゴスホールディングスが札証物産の住宅事業を譲受
株式会社ロゴスホールディングス(北海道帯広市)は、連結子会社である豊栄建設株式会社を通じて、札証物産株式会社及び札証商事株式会社の戸建分譲住宅事業を譲受する契約を締結しました。2026年4月24日に行われた取締役会での決議を経て、この重要な契約が実現しました。
事業譲受の背景
札証物産は1965年の創業から、札幌エリアを中心に年間100棟以上の戸建分譲を手がけてきましたが、2025年度には建築基準法の改正が施行され、特例が縮小された影響で建築確認申請の審査に時間がかかるようになりました。このため、着工件数が減少し、さらに法改正前の駆け込み需要による反動減、住宅ローン金利の上昇が拍車をかけ、販売棟数も減りました。
また、原材料や外注費の高騰が採算を悪化させ、ついには2026年3月23日に札幌地裁への民事再生法の適用申請を余儀なくされたのです。今、札証物産は札幌市内に125戸の在庫を抱えており、その中に未完成物件も含まれています。このままでは、地域の不動産市場が停滞する危険性が高まっています。
ロゴスホールディングスの決断
北海道・札幌エリアでの強いシェアを誇るロゴスホールディングスは、地域社会に対する責任を果たすために、この事業譲受の決定を下しました。当社の豊富な販売実績や施工力をもって、着工中のプロジェクトを完遂し、資産価値の最大化及び早期の事業再建を図ることを目指しています。これは単なるビジネスの継続ではなく、地域全体の活性化につながる重要な取り組みです。
事業譲受の概要
譲受内容は、札証物産が保有する戸建分譲住宅事業全般にわたります。含まれる資産は、完成物件22戸、未完成工事物件50戸、土地53戸、注文住宅1戸です。譲渡価額は16億円で、現金での決済が行われます。
札証物産の概要
- - 名称: 札証物産株式会社
- - 所在地: 北海道札幌市中央区南七条西一丁目13-6-6
- - 代表者: 代表取締役秋田雅幸
- - 業務内容: 戸建分譲住宅事業
- - 設立年月日: 1965年9月13日
札証商事の概要
- - 名称: 札証商事株式会社
- - 所在地: 北海道札幌市白石区川北一条三丁目1番21号
- - 代表者: 代表取締役秋田雅幸
- - 業務内容: 建築資材卸売業
- - 設立年月日: 1975年8月30日
企業のビジョン
ロゴスホールディングスは、「日本の家づくりをつくる。」を基盤に、全国の工務店と連携して地域№1工務店の集合体を目指しています。現在、全39拠点で住宅事業を展開しており、豊栄建設などが特色ある住宅の建設を行っています。このような体制を通じて、工務店の経営安定化や働き方の改善を図り、業界全体の成長を促進していく所存です。
今後もロゴスホールディングスは地域に根ざした事業を推進し、地域社会の活性化に寄与していくことを約束します。