CVCファンド設立
2024-12-04 11:34:58

Gazelle CapitalとDE-SIGNグループ、CVCファンド「DE-SIGNキャピタル」を設立し成長支援

Gazelle CapitalとDE-SIGNグループ、CVCファンド「DE-SIGNキャピタル」を設立



日本のレガシー産業が々な課題を抱える中、Gazelle Capital株式会社(東京都千代田区)と株式会社DE-SIGNグループ(東京都中央区)が新たにコーポレートベンチャーキャピタルファンド「DE-SIGNキャピタル1号有限事業責任組合」を設立しました。この新しいCVCファンドは、既存産業のデジタル変革(DX)を支援することを目的としています。

設立の背景


製造業、医療、不動産などのレガシー産業は、急激なデジタル化の流れに直面しており、これに対応するためには新たなビジネスモデルの創造が不可欠です。しかし、デジタル技術の導入には多大なコストがかかり、その結果として多くの企業が変革の道を模索しています。そこで登場したのが、スタートアップ企業との共創です。

特にDE-SIGNグループは、オフィスファシリティ業界で豊富な経験を持つ企業であり、これまで多くのスタートアップ企業と連携して新たな価値を生み出してきました。今回のCVCファンド「DE-SIGNキャピタル」は、こうした取り組みをさらに加速させるものです。

CVCファンドの目的


「DE-SIGNキャピタル」を通じて、投資先となるスタートアップ企業には単なる資金提供だけでなく、DE-SIGNが得意とするリアルな場作りとGazelle Capitalの経営支援ノウハウを融合した包括的なサポートが提供されます。これにより、スタートアップの成長を加速し、レガシー産業が抱えるDXの課題解決を図ることが期待されています。

投資先スタートアップへのアプローチ


CVCファンドの投資フェーズはアーリーフェーズからレイターまで多岐にわたります。重視される投資領域には、ヒトの働き方に関わるサービスや、労働集約性が高い領域の解決目指すスタートアップ、ワークプレイス・オフィス・ファシリティマネジメント関連のサービスなどが含まれています。これらのスタートアップ企業は、DE-SIGNグループの資産やネットワークを活用して、より効果的に市場に進出できるでしょう。

「DE-SIGNキャピタル」の初の投資先


最初の投資先として、生成AIを搭載したクラウドサービス「Qast(キャスト)」を提供するany株式会社への出資が決まりました。any株式会社はナレッジマネジメントの分野で革新を進めており、個人の知識を共有し、組織全体の成長を促進するソリューションを展開しています。70,000人以上のユーザーが利用する「Qast」は、労働生産性の向上に寄与していることから、CVCの取り組みとして非常に意義深いものとなるでしょう。

代表者の考え


Gazelle Capitalの代表取締役、石橋孝太郎氏は、CVCがスタートアップとの協業を推進し、時にはM&Aを加速させる力を持つと語ります。また、DE-SIGNグループの佐藤浩也社長は、これまで多くのスタートアップと共に成長を促進してきた経験を元に、新たな資金の流れを生み出すことの重要性を強調しています。彼らは今回のファンド設立を新たな挑戦の出発点として、多くのスタートアップの支援を行っていく意向を示しています。

Gazelle Capitalの支援内容


Gazelle Capitalは、スタートアップ企業との共創を通じて価値を創出したい事業会社に対して、CVCファンドの組成から運用までの支援を行っています。特に、既存のノウハウを活かして新規事業を展開したい企業に適したサービスを提供しています。これにより、企業の成長を加速させ、産業のアップデートに貢献することが可能です。

終わりに


新たに設立された「DE-SIGNキャピタル」は、日本のレガシー産業のDX課題解決に向けた重要な一歩となるでしょう。今後のスタートアップとの共創がどのような新たな価値を生み出すのか、大いに期待が寄せられています。


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会社情報

会社名
Gazelle Capital株式会社
住所
東京都千代田区内神田1-9-5SF内神田ビル 8F
電話番号
080-4382-4323

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