介護業務を支援する新たなツール
株式会社最中屋が開発した介護業務支援アプリ「ハカルト」がこのたび、テクノエイド協会の「福祉用具情報システム(TAIS)」に登録されました。この登録により、介護現場への導入支援としての期待が高まっています。
「ハカルト」は、介護業務を「見える化」し、自動で改善提案を行う革新的なアプリです。特に、介護に従事する方々の体力的負担の軽減や間接業務時間の削減に寄与することが期待されています。これにより、介護サービスの質向上を図ることも可能となります。
TAIS登録の背景
厚生労働省は、介護現場の効率化や職員の負担軽減、高齢者の生活の質向上を目的に、ロボットやICT技術の活用を推進しています。この中で、TAIS登録を果たした「ハカルト」は、業務の見える化や具体的な改善計画の策定などが求められる制度に適応しています。今後、より多くの介護現場でこのシステムの導入が進むことが期待されます。
登記を受けた「ハカルト」は、業務効率化を支援する重要な道具として、介護事業所の生産性向上に寄与することが目的です。タイムスタディによる業務時間の可視化や、改善計画の立案・評価も行えるため、このツールを通じて介護現場の課題解決が期待されています。
フォーラムでの体験
さらに最中屋は、「介護現場における生産性向上推進フォーラム」において実際にその機能を体験できる場を設けます。参加者は、タイムスタディのデモを通じて、ICTを活用した業務改善の具体例を目の当たりにすることができます。このような実機デモを通じて、現場のユーザーに新たな知見やアイデアを提供したいと考えています。
「ハカルト」の機能
「ハカルト」は、1タップでタイムスタディ調査を行える便利でシンプルなアプリです。介護業界全体の生産性向上を狙い、施設系サービスや居住系サービスだけでなく、在宅サービスや地域包括支援センターでの利用も可能です。
加えて、これにより自動的に分析を行い、業務改善に向けた適切な対策を提案することができます。また、今後はさらなる機能拡充も計画しており、全国の介護事業所への導入を加速させる方針です。
最中屋の今後の展望
最中屋では、介護業務のデジタル化と生産性向上に向け、さらなる取り組みを進めていきます。「ハカルト」の導入が進むことで、現場のニーズに迅速かつ的確に応えるサービスを実現していく所存です。また、フォーラムを通じて多くの介護事業者に実際の操作性や導入効果を経験していただける機会を提供したいと考えています。
最後に、介護従事者のより良い業務環境の確保やサービスの質的向上が実現されることに期待が寄せられています。これからも最中屋は、介護職の方々へお役立ちできる情報を提供し続けます。報道関係者の方々は、ぜひ一度ご連絡ください。
会社概要
株式会社最中屋は、京都府京都市の中京区に本社を設立し、介護業界の産業化と生産性向上を目指しています。会社設立は2022年8月16日で、現在のCEOは結城崇氏です。介護分野の課題解決に向け、これからも積極的に取り組んで参ります。