イングマール・ベルイマン監督の魅力が楽しめる特集配信
世界的に名声を得た映画監督イングマール・ベルイマン。彼の作品は、映画制作において定義を変え、視聴者の心に深く刻まれています。7月、ミニシアター専用のストリーミングサービス「ザ・シネマメンバーズ」では、彼の代表的な3作品が特集されます。
ベルイマン監督とは
イングマール・ベルイマン(1918年-2007年)は、スウェーデン出身の映画監督であり、彼の作品は哲学的でありながら非常に挑発的です。彼が描くテーマには、人間の存在意義や神の存在、罪と贖罪が含まれます。1946年に映画監督としてデビューし、画期的な作品を次々と世に送り出しました。特に1950年代には『第七の封印』『野いちご』『処女の泉』の三つの作品が大きな評価を得ました。
特集配信作品概要
1.『第七の封印』
配信開始日:7月5日
この作品は、死神と騎士のチェス対決を通じて、神の存在というテーマを描いた名作です。ベルイマン監督が1957年に発表したこの作品は、カンヌ国際映画祭の審査員特別賞を受賞しました。主演は、名優マックス・フォン・シドーです。
2.『野いちご』
配信開始日:7月12日
人生の旅を描いた本作では、幻想と現実が交錯する中で、人間の一生を深く掘り下げています。また、この作品でベルイマン監督は、サイレント期の名監督ヴィクトル・シェストレムを起用し、人生の意味を問いかけます。ベルリン国際映画祭の金熊賞やヴェネチア国際映画祭のイタリア批評家賞を受賞している傑作です。
3.『処女の泉』
配信開始日:7月19日
復讐をテーマにしたこの作品は、父親が娘を殺されたことを受けての道徳的な葛藤を映し出しています。本作は、アカデミー外国語映画賞を受賞し、映画界に大きな影響を与えました。ベルイマン監督の冷徹な視点が冴え渡っています。
ザ・シネマメンバーズについて
「ザ・シネマメンバーズ」は、映画愛好者のために、ミニシアター系の作品を中心に配信しています。他の大手サービスでは味わえない、選りすぐりの作品が揃い、映画の楽しみを深めてくれるでしょう。映画を通じて新たな視点や感動を得ることができるはずです。
この特集を通じて、イングマール・ベルイマン監督の映画界における遺産をさらに多くの人に知ってもらえる機会となることを願っています。
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