新しい一歩を踏み出した株式会社まちのわホールディングス
株式会社筑邦銀行、SBIホールディングス株式会社と連携し、地域活性化を推進するための持株会社「株式会社まちのわホールディングス」(以下、まちのわHD)が設立されました。この新会社の設立は、地方創生と地域密着型ビジネスの強化を目指しており、全国規模での事業展開を加速させる狙いがあります。
地域創生を掲げた3社の連携
まちのわは2021年に設立され、以来、プレミアム付電子商品券や地域通貨、地域ポイントを提供する「地域情報プラットフォーム」を開発しています。自治体や地域団体と連携し、デジタル技術を駆使したサービスを展開することで、地域経済の活性化に貢献しています。まちのわHDの設立は、その成果を全国に広げる重要なステップです。
新たなサービスの展開
2024年4月からは、地域情報プラットフォームを活用した「現地決済型ふるさと納税サービス」も開始予定です。このサービスでは、宿泊やゴルフなど地域での活動に対する寄附が可能になり、その場で発生した費用を返礼品として受け取ることができる仕組みが整備されています。これにより、地域への密接な関係が築かれ、地域経済に新たな風を吹き込むことが期待されます。
地域子会社の設立とネットワーク強化
まちのわHDは、地域子会社の設立を計画し、全国の自治体や地域団体との連携をさらに強化する方針です。これにより、より地域に根ざした事業を展開し、地域特有の課題解決に迅速に対応する体制を整えていきます。地場企業とのアライアンスも視野に入れ、新しい事業やサービスの創出を目指しています。
持続可能な地域社会の実現へ
まちのわHDは、グループ全体の経営戦略やアライアンス戦略を立案し、各地域でのサービス提供に専念できるよう体制を強化します。地域のニーズに応じた柔軟な対応を可能にし、地域社会の繁栄を目指します。また、各社が持つ知見や技術力を活かし、地方創生及び地域活性化に貢献していく方針です。
この新たな試みにより、まちのわグループは急速に発展し、地域経済の循環を促進させることで、持続可能な地域社会の実現に向けて大きな一歩を踏み出しました。今後の展開にぜひご注目ください。