ラスベガスに進出したnana's green tea
日本茶をテーマにしたカフェ「nana's green tea」が、アメリカ・ラスベガスに新たな店舗をオープンしました。これは、国内外で80以上の店舗を展開するnana's green teaが、アメリカ市場への本格的な進出を果たした結果です。2025年7月19日にオープンしたこのラスベガス店は、アメリカ国内で14店舗目となります。
ラスベガス店の魅力
ラスベガスでは、最近、抹茶の人気が高まっており、ヘルシーな素材として注目を集めています。特に若い世代を中心に、抹茶ラテや抹茶を使用したスイーツの需要が増加しています。しかし、ラスベガスには抹茶専門店がほとんど存在しなかったため、nana's green teaが出店したことは現地での大きな期待を呼び起こすこととなりました。
この店舗は、ラスベガス・ストリップから車で15〜20分離れた住宅地エリアに位置し、ショッピングゾーンの一部にあります。店舗デザインは、珍しく戸建てのカフェスタイルを採用し、周辺住民が気軽に訪れやすいように駐車スペースを十分に確保しています。
独自のオープニングイベント
7月7日にソフトオープン、7月19日にグランドオープンを迎えたこの店舗では、オープン前からSNS上での期待コメントが多数寄せられ、オープン当日は長蛇の列ができるほどに現地の注目を集めました。特に、開店前に並んだ先着3名には「1年間ソフトクリーム無料パス」が進呈され、さらに25ドル以上購入されたお客様には豪華な景品が当たる抽選会も実施されました。このようなユニークな演出がラスベガスならではの盛り上がりを生み出しました。
またオープン当日に1万ドルを超える売り上げを記録するなど、成功した開店となりました。店内では、テープカットや獅子舞の披露、並んでくれたお客様にケーキを配布するなど、祝賀ムードが漂っていました。
nana's green teaのこだわり
nana's green teaの魅力は、その商品の品質にもあります。特に、抹茶は京都宇治から厳選したものを使用しており、日本の伝統的な茶文化を大切にしています。ブランドの理念である「新しい日本のカタチ」を体現し、現代のライフスタイルの中でも日本の食材や文化を楽しむきっかけを作っています。
店内のデザインにおいても、現代の茶室をイメージし、地元の歴史や文化を取り入れることで、他の店舗とは異なる個性を炸裂させています。こうしたこだわりが、訪れる人々に一層の魅力を提供しています。
さらなる展開に向けて
nana's green teaは2012年にシンガポールにアジア太平洋本部を設立し、その後2018年にはカリフォルニア州に北米本部を設立しました。2030年までに北米で100店舗、他地域を含めて海外で200店舗の展開を目指しています。このような急成長を遂げるnana's green teaが、今後どのように世界に日本の茶文化を広めていくのか、引き続き注目が集まります。
まとめ
ラスベガスにオープンしたnana's green teaは、日本茶や抹茶を愛する人々にとって新たな魅力的なスポットとなっており、これからもその成長が期待されます。ぜひ、現地に訪れた際には、nana's green teaを訪れて日本の茶文化を体験してください!