新たなグローバル・ワインカンパニーVINARCHYが日本に進出

VINARCHY日本進出の概要

グローバル・ワインカンパニーであるVINARCHYが、2025年7月8日より東京都渋谷区道玄坂に拠点を設置し、日本市場への本格展開を開始します。この新しい企業は、Accolade WinesとPernod Ricard Winemakersのワイン事業を統合し、世界のワイン業界のリーダーとしての地位を確立しています。

VINARCHYの特徴

VINARCHYは、世界最大級のワイン市場であるオーストラリアやニュージーランド、スペインにおいて、年間売上高15億豪ドルを超える企業です。このワインカンパニーは、優れたブランドラインナップと国内外での広範な事業展開を持ち、1,600人以上の従業員が在籍しています。大規模なグローバルアセットに基づくサプライチェーンは、顧客への迅速な対応を可能にし、今後の展開における強みとなるでしょう。

VINARCHYのワインブランド

襲来的な成長を遂げるVINARCHYは、世界的に知られるワインブランド「Hardys」「Campo Viejo」「Jacob's Creek」を擁しています。この三つのブランドは、2024年には20億豪ドル以上の売上高を見込んでおり、特に「Jacob's Creek」は世界的に有名なブランドの一つです。

また、ニュージーランド市場では「Stoneleigh」「Brancott Estate」「Mud House」がNo.1の座を占めています。VINARCHYの製品ラインには、急成長中のオーストラリアブランドや、他の高級ワインも含まれており、市場での競争力を一層強化しています。

社名の由来とビジョン

VINARCHYという社名は、フランス語「Vin」（ワイン）と古代ギリシャ語の「Archy」（リーダーシップ）の組み合わせであり、ワインのリーダーシップを象徴しています。会長のベン・クラーク氏は、業界の未来を見据え、消費者のニーズや嗜好の変化に応えるワイン業界の再定義に取り組んでいると語ります。

彼は「我々は変化に柔軟でパフォーマンスの高い組織を目指しています。消費者のライフスタイルに合った新たな体験を提供することで、ワインの魅力を高めていく所存です」と述べています。