常翔学園高校の生徒が地域経済を支えるカタログギフト制作に挑戦
旭区に位置する常翔学園高校(校長:田代浩和)では、探究サークルの生徒たちが地域の魅力を再発見し、それを通じて地域への恩返しを果たすためのプロジェクトに取り組んでいます。このプロジェクトでは、地元の企業や商品を紹介するカタログギフトを制作しており、生徒たちは実社会のビジネス体験を通じて地域に根差した活動を行っています。
プロジェクトの目的と背景
この取り組みは、高校生が地域の企業や商品の知識を深めることによって地域への誇りを育むことを目的としています。また、地元企業や商店の魅力的な商品を発掘することで、地域経済の活性化にも寄与することが期待されています。
生徒たちはプロジェクトを進める中で、商品選定や販売戦略、資金調達といったビジネスに関わる様々なスキルを実践的に学びながら、高校生活の中で貴重な経験を積んでいます。そのため、探究サークルには18人の生徒が所属し、職業体験活動やマイナビキャリア甲子園などにも参加しています。
地元企業との連携
このプロジェクトがスタートした背景には、熊本県や香川県で行われている高校生による地域商品紹介のカタログギフト制作を知ったことがあります。生徒たちは「旭区版」を作りたいという思いで、今年の1月から具体的な活動に取り組み始めました。
初めに行ったのは、地元の企業や商店で販売されている商品をリサーチする作業です。生徒たちは候補となる企業を見つけた後、電話でアポイントを取り、直接訪問して企画内容を説明しました。このプロセスを通じて、創業100年を超える老舗企業の商品の魅力も発掘できました。
カタログに掲載する商品として決定したのは、地元の和菓子店「寳来堂」やキムチ製造の「高里庵」、お茶の「加藤銘茶本舗」、ドレッシングの「実身美」、洋菓子の「オーガニック製菓研究所」、リスボン洋菓子店、パティスリー「garo」などの魅力的な商品です。また、海産物やソースといった地域特産品も含まれており、多様な商品群が揃っています。
カタログギフトの概要
このカタログギフトの名称は、「常翔学園高校の生徒が作るカタログギフト」となります。具体的には、以下のような商品が紹介される予定です:
- - 和菓子(寳来堂)
- - キムチ(高里庵)
- - お茶(加藤銘茶本舗)
- - ドレッシング(実身美)
- - 洋菓子(オーガニック製菓研究所、リスボン洋菓子店、パティスリーgaro)
- - ソープフラワーブーケ(結いはな)
- - 海産物(伊勢屋)
- - ソース(金紋ソース本舗)
このカタログギフトは、2025年5月30日から2026年5月30日までの間、専用ECサイトや直接販売を通じて購入が可能です。詳細については、本プロジェクトの協賛ページ(
リンク)をご覧ください。
また、探究サークルの活動は、
Instagramでも発信されています。生徒たちの奮闘をぜひご覧ください。若い力で地域に新たな風をもたらすこのプロジェクトは、旭区への恩返しと共に、未来を担う若者たちの成長を促すことでしょう。