東急ストアとEarth hacksの新たな試み
2025年2月10日から17日まで、東京都や神奈川県、千葉県の66店舗で「つくろう!デカボレシピ」という新しい企画が始まります。この企画は、Earth hacks株式会社が株式会社東急ストアと連携し、脱炭素をテーマにした食材やレシピを紹介しようというものです。地球環境の改善に寄与するさまざまな取り組みが必要とされる今、生活者がどのようにアクションを起こせるかを考えた結果、この企画が生まれました。
脱炭素とともに進化するショッピング体験
東急ストアで取り扱う青果、畜産、水産商品には、CO2排出量を削減するための工夫が施されています。この企画では、これらの商品の「デカボスコア」が店頭に表示され、その商品がどれだけ環境に優しいかが一目でわかる仕組みが取り入れられています。デカボスコアは、Earth hacksが開発した指標であり、特定の商品がどれほどCO2の削減に貢献しているかを示します。
特に、東急ストアオリジナルの「手紙のついた野菜と果物」や国産の地養鳥など、減農薬・減化学肥料の選ばれた商品が取り上げられます。そして、これらの食材を用いた「デカボレシピ」が紹介され、消費者に身近な方法で脱炭素ライフスタイルを提案します。
生活者参加型の試食イベント
企画期間中には、特定の店舗で試食イベントも開催されます。この試食会は中目黒本店で2月15日と16日の2日間、限定で行われ、参加者は実際に新しい食材やレシピを体験できます。試食イベントを通じて、消費者が新しい食の選択肢を知り、脱炭素についての理解を深めることが期待されています。
Earth hacksの役割と今後の展望
Earth hacksは、Z世代をはじめとした生活者が脱炭素に関与する機会を提供することを目指した共創型プラットフォームです。生活者の声を反映させ、彼らが主体的に環境問題に向き合えるような商品やサービスの開発を進めています。また、公式サイトやSNSを通じて、環境への配慮がなされた製品やエシカルなライフスタイルの情報を発信しています。
この活動は、単なる商業的な目的だけでなく、企業と生活者、さらには地方自治体が協力して持続可能な未来を目指すための取り組みでもあるのです。具体的には、生活者が楽しみながら環境に貢献できる仕組みを整え、脱炭素社会に向けたビジネスコンテスト「デカボチャレンジ」など、さまざまなプログラムを実施しています。
今後もEarth hacksは、脱炭素を意識した新たな食材やレシピの提案を続け、より多くの生活者が自らの生活に取り入れることができる可能性を広げていきます。これからの取り組みにも要注目です。