冬の脱水症に警鐘
2025-11-19 08:14:38

冬の脱水症に警鐘!知らず知らずのうちに乾燥リスク

冬の脱水症に警鐘!知らず知らずのうちに乾燥リスク



本格的な冬が訪れるこの季節、寒さから水分摂取を忘れがちになりますが、それが健康に深刻な影響を及ぼすことがあります。冬ならではの「うっかり脱水」が、見えないところで水分を奪っていることをご存知ですか?

冬の脱水のメカニズム


冬は暖房が効いた室内にいることが多く、発汗しにくくなります。そのため、「水分が失われている」という自覚が薄れがちです。また、温暖な空気を吸っていると、喉の渇きを感じる信号が脳から出にくくなります。加えて寒さの影響で冷たい飲み物を避けたり、寒いトイレにいくのが億劫で水分摂取を控えたりして、いつの間にか脱水になってしまいます。

脱水症状のサイン


脱水は身体に様々なサインを出してきます。例えば、口や喉の乾き、肌や目、髪の乾燥、そして体の疲れや頭痛などです。下記に代表的な症状を挙げます:
1. 口・喉・鼻まわりの粘膜の乾き
2. 肌・目・髪の乾燥
3. 体の疲れ・だるさ・頭痛
4. 尿の変化
5. めまい・立ちくらみ
6. 便秘・お腹の張り
7. 集中力の低下
8. 筋肉のけいれん

大正製薬が行った調査によると、多くの人が冬にこれらの症状を経験しています。

血液がドロドロになるリスク


水分が不足すると血液が濃くなり、流れが悪くなります。この際にコレステロールや中性脂肪が沈殿し、動脈硬化のリスクが高まります。特に冬は血管が収縮しているため、さらに詰まりやすくなります。急激な温度変化が伴う行動(例:温かい部屋から寒いトイレへの移動など)では、ヒートショックを引き起こす可能性もあります。

水分摂取の重要性


冬季は一日あたり約2リットルの水分を摂取することが推奨されています。これは水分だけでなく、食事からの水分も含むため、意識して水分を補給することが大切です。カフェインの飲料(コーヒーや緑茶)は逆に利尿作用があり効率的ではないため、麦茶や経口補水液を選ぶのがベターです。

効果的な摂取方法


水分補給のタイミングとしては以下の場面が効果的です:
1. 朝起きた後
2. 朝食時
3. 午前中に1杯
4. 昼食時
5. おやつの時間
6. 夕食時
7. 入浴前
8. 入浴後

このように、定期的に水分を摂取することで脱水を防ぐことができます。

栄養素も意識した摂取を


水分補給だけでなく、脱水を防ぐためには必要な栄養素も意識する必要があります。特に以下の栄養素が重要です:
  • - タウリン:水分バランスを調整します。
  • - ナトリウム:体内水分を引き込む役割。
  • - 糖分:水分吸収を助けます。
  • - カリウム:筋肉けいれんを防ぎます。

最強の冬の脱水メニュー


谷口先生がおすすめする冬の脱水対策メニューは『牡蠣ブリ鍋』です。水分を豊富に含む鍋は身体を温め、免疫力アップに効果的です。また、締めには玄米を選ぶとマグネシウムなども補給でき、脱水防止に繋がります。寒い冬も健康を保つために、こまめな水分補給を心がけましょう。

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