S2Wが「Security Days Spring 2024」に出展
韓国のAIサイバーセキュリティ企業であるS2W, Inc.が、3月12日から15日まで東京で開催される「Security Days Spring 2024」に出展します。S2Wは、世界のサイバー脅威に対抗するためのAI技術を駆使した企業であり、これまでAI分野で多くの評価を受けてきました。
S2Wの展開とブース情報
今回のイベントでは、S2Wは「A06」ブースで自社のソリューションを展示し、リアルタイムでのデモも行う予定です。特に注目すべきは、世界経済フォーラム(WEF)によって選定されたTop 100グローバルテック企業の一員として開発されたAI言語モデル「DarkBERT」です。このモデルは、ダークウェブでの情報を扱う上での強力なツールとして注目されています。
さらに、ダークウェブモニタリングのためのAIチャットボット「DarkCHAT」も展示予定で、実際の映像デモを通じてその機能を紹介します。S2Wは、ハッキングやランサムウェアに対する脅威を軽減するための具体的な情報提供を行うことも予定しています。
サイバーセキュリティの現状と必要性
サイバー攻撃の手口は年々巧妙化しており、企業や公共機関は常に新しい脅威に対応する必要があります。S2Wは、企業向けのサイバー脅威対応ソリューション「QUAXAR」や、ダークウェブでの不正アクセスに対する情報保護ソリューション「XARVIS」を紹介し、それぞれの特色を活かした対策を提案します。
ダークウェブの最新動向
ダークウェブでは、現在約270万人のユーザーがアクセスしており、この数は毎年増加しています。日本国内からのアクセスも加速しており、より多くの企業がこの脅威に晒されています。S2Wのソリューションは、過去のデータを活用し、潜在的なリスクを未然に防ぐための情報を提供します。
スピーカーセッションでの知見
S2Wは、セッションにも参加予定です。特に注目のトピックは「最新ダークウェブサイバー犯罪動向」であり、ダークウェブアナリストのオ・ジェハク氏が登壇します。ここでは、ハッキンググループの現状や、テレグラムにおける活動状況など、具体的なサイバー脅威に関する情報が共有される予定です。
また、サイバー犯罪のエコシステム「Ransomware as a Service(RaaS)」に関する解説も行われ、日本をターゲットにした犯罪の傾向についても分析します。このような情報は、未来のサイバー攻撃に対する戦略を考える上で非常に重要です。
S2Wと日本のセキュリティーコミュニティ
S2Wは、日本のサイバーセキュリティ企業やコミュニティとの連携を強化し、安全なデジタル環境の構築に貢献する方針です。今回の出展を通じて、最新技術や情報を広め、企業や団体が新しい脅威により効果的に対処できるような取り組みを行います。
「Security Days Spring 2024」では、S2Wの先進的なソリューションを実際に体験できる絶好の機会です。サイバーセキュリティの未来について学ぶために、ぜひ会場に足を運んでみてください。
イベント詳細
- - 日程: 2024年3月12日(火)-3月15日(金)
- - 時間: セッション 9:00-18:00、展示 9:40-17:20
- - 会場: JPタワーホール&カンファレンス(東京都千代田区丸の内)
詳しくは公式サイトをチェックしてください。