新さっぽろ地区に新たな交流拠点「ACTIVE SALON「sawa」」が誕生
大和ハウス工業株式会社が開発した「マールク新さっぽろ」に、地域住民の多世代交流を促進する新しいスペース、ACTIVE SALON「sawa」が2025年9月20日にオープンします。この施設は、新さっぽろ地域における賑わいの拠点として、多様な活動が行える場を提供します。
多世代が集う「みんなの居場所」
ACTIVE SALON「sawa」のコンセプトは、「地域の“やってみたい”を、かたちにする場所」。このサロンでは、地域住民がさまざまなワークショップやカルチャースクールを企画・運営し、地元とのつながりを深める取り組みが行われます。また、札幌学院大学の学生たちも積極的に関与し、地域の活性化に貢献することが期待されています。
新さっぽろエリアマネジメントが運営する「sawa」は、子どもから高齢者まで多世代が集まり、気軽に交流を楽しめる「みんなの居場所」として位置づけられています。スタッフが常駐することで、様々なサポートが行われ、地域住民によるイベントやパーティーが定期的に開催される予定です。
エリアマネジメントの強化を目指す
「マールク新さっぽろ」は、2019年から進められてきた大規模な複合開発プロジェクトで、全ての工区が2023年11月に完成する見込みです。これにより、住居、商業施設、医療、教育などのマルチな機能が融合したエリアとして新たな魅力が生まれています。さらに、この地区においては2024年、プレミストタワー新さっぽろ管理組合や新たに参加する企業とも連携し、持続可能なまちづくりに向けた具体的なアクションを進める方針です。
一般社団法人「新さっぽろエリアマネジメント」による運営のもと、ACTIVE SALON「sawa」は情報発信の場としても注目されています。地域に特化した広告活動や商品販売を行う「レンタルボックス」も設置予定で、地域のクリエイターたちが自己の作品を展示・販売する機会が提供されます。これにより地域経済の発展にも繋がることが期待されます。
様々な活動で地域活性化を推進
「sawa」では、より多くの人々が集まるイベントや活動を計画しています。健康相談カフェや高齢者向け体操教室、さらにヨガ教室も開催される予定です。催事スペースは地域住民への貸し出しも行い、自由に利用できるスペースとして提供されるため、交流の場としての役割も果たします。
営業時間は午前10時から午後9時までで、「新さっぽろ サンピアザ」の休業日に合わせて定休日が設けられます。住所は北海道札幌市厚別区厚別中央2条5丁目7番2号の1階に位置し、アクセスもしやすい環境です。
これからの新さっぽろエリアにおいて,ACTIVE SALON「sawa」は地域コミュニティの形成と賑わいの創出に寄与し、持続可能なまちづくりの一環となることでしょう。関係者の皆さんとともに新たな価値を生み出すこのサロンの開設に期待が高まります。