渋谷で体験する新しい防災の形 『SHIBUYA BOSAI FES 2023』
渋谷区が主催する『SHIBUYA BOSAI FES 2023』が、来る9月1日(土)と2日(日)に代々木公園で開催されます。これは、地域の防災意識を高め、さまざまな防災アクションを学ぶ絶好の機会です。
3回目を迎える防災フェス
このイベントは、毎年多くの人々を魅了する防災フェスで、今年で3回目を迎えます。特に注目なのは、東京消防庁による最新の防災技術を取り入れた体験型コンテンツです。参加者は、実際の災害状況を模したVR体験を通じて、地震や火災、風水害の影響を体感しながら、より具体的な備えができるように支援を受けられます。
VR体験が新たな防災教育を提供
今年の目玉は、「VR(仮想現実)防災体験車」です。これにより、参加者はゴーグルを着用し、360度の視界で地震や火災といったシナリオをリアルに体験できます。また、消防士体験VRも用意されており、消火活動を実際にシミュレーションすることが可能です。これにより、非常時の行動を事前に学ぶことができるのは、大変重要です。
体感型防災アトラクション
さらに、「体感型防災アトラクションR LIFE LINE Ⅱ」も注目です。このアトラクションでは、災害発生時や避難生活における基本的知識と行動を、安全な環境で体感しながら学ぶことができます。これにより、ただ知識を得るだけでなく、体に染み込ませることができるため、実践的な防災準備が可能になります。
フットサルやサッカーを通じた防災教育
今年のイベントでは、サッカーを使った防災教育も行われます。フットサルやサッカーを通して、子どもたちが楽しみながら防災や減災に関する知識を身につけられるワークショップも設けられています。これに参加することで、ゲーム感覚で楽しみながら学ぶことができます。
各種訓練の実施
9月1日には、防災の日にちなみ消防や警察、自衛隊などの関係機関による活動訓練が実施されます。実際に場面設定を行い、リアルな状況をリハーサルすることで、参加者は防災の重要性をより深く理解できるでしょう。
ステージプログラムと多彩な出展
また、メインステージでは、被災地支援を続けるアーティストによるトークセッションやライブが予定されています。さらに、防災に関する講座を通じて、参加者とともに「365日防災」の重要性を考える機会も提供されます。
出展エリアでは、防災に関する最新技術や情報が提供され、訪れる人々は最先端の防災対策についても学べる機会があります。
イベント情報
- - 開催日時: 9月1日(土)12:30~16:00, 9月2日(日)10:00~16:00
- - 会場: 代々木公園 イベント広場・ケヤキ並木
- - 予想来場者数: 約30,000人(2017年実績)
- - 主催: 渋谷防災実行委員会・渋谷区
- - 特別協賛: セコム株式会社
この『SHIBUYA BOSAI FES 2023』は、ただの防災イベントではなく、参加することで実際の防災行動を学び、意識を高める貴重な機会です。ぜひ、多くの方々に足を運んでいただきたいと思います。