カーボンニュートラル実現に向けたCAE活用セミナー特設サイト開設

カーボンニュートラル社会に向けた新たな取り組み

最近、カーボンニュートラルを推進するセミナーの特設サイトがオープンしました。このサイトでは、過去に開催されたセミナーや今後の予定を詳しく紹介しており、CAEシミュレーションがどのように研究や開発、製造に寄与できるかが明らかにされます。

特に、マイクロ波化学や二酸化炭素の回収・再利用、ファインセラミックスなど多様な分野の具体的な事例が示されています。このような取り組みを支える講師陣には、大学や研究機関で活躍するトップクラスの研究者たちが名を連ねています。特設サイトでは、彼らのプロフィールも閲覧可能です。

カーボンニュートラルの重要性

カーボンニュートラルは、2050年に向けた重要な目標の一つであり、さまざまな政策を通じて排出削減や再生可能エネルギーの利用促進が進められています。製造業においても、これまでのプロセスを見直し、新たな技術での排出削減やオフセットに挑戦する必要があります。この流れは、多くの企業にとって社会的責任を超え、経営課題としての位置づけが強まっているのです。

特に、CAE（コンピュータ支援工学）は、こうした取り組みで果たす役割が増大しています。カーボンニュートラルには複数の物理現象が関与しており、それらを統合的に理解・解析するためにはマルチフィジックス解析が非常に重要です。

特設サイトの内容

特設サイトでは、特にCOMSOL Multiphysicsというソフトウェアを利用した新しい技術が紹介されており、これがカーボンニュートラル社会実現に向けた研究にどのように寄与するかが探求されています。COMSOL Multiphysicsは、米国COMSOL ABが開発した物理シミュレーションソフトウェアで、世界中で利用されており、特に日本では多くの大学や研究機関、メーカーで導入されています。このソフトは、伝熱や振動、音響といった様々な物理現象を組み合わせた複合的な解析ができるのが強みです。

昨年度は、KESCOがこれを用いた連載セミナーを企画し、多くの参加者が集まりました。今年度もそうした取り組みを続けていく予定です。各種の技術を通じて、カーボンニュートラルに向けた新しいビジョンを共有し、多くの人々に関心を持ってもらえるよう、様々な情報を発信していきます。

是非、特設サイトを訪れて、未来の社会における持続可能な選択肢について考えてみてください。皆様の参加をお待ちしております。

- 特設サイトURL: こちらから
- COMSOL Multiphysicsの詳細: こちらから
- 会社概要: 計測エンジニアリングシステム株式会社は、東京都千代田区を拠点として、様々な技術を通じた革新に取り組んでいます。