一人の時間、再発見！ソロ活に対する日本人の意識調査結果

2025年12月13日、株式会社メディアシークが運営するアプリ「QR/バーコードリーダー・アイコニット」のユーザーを対象に、ソロ活に関する大規模なアンケートが実施されました。こちらの調査は、なんと8,111人の方々から回答を得たもので、ソロ活についての日本人の意識や行動パターンを明らかにしました。

ソロ活に対する一般的な印象

まず、ソロ活に対する印象を尋ねたところ、最も多かったのが「自分の時間を大切にしていて良いと思う」という回答で、全体の40.2%を占めました。これからも多忙な日々が続く中で、自分自身の時間をしっかりと確保することが重要視されていることがうかがえます。

次に多かったのが「特に何も感じない」や「その他」との回答で、35.2%となりました。これは、ソロ活に対して特別な感情を抱く人が少ないということを示唆しています。

一方、「かっこいい・自立していて素敵だと思う」という意見もあり、10.8%の人がこのように感じているとのこと。一人で行動する姿勢に魅力を感じる人も一定数いるようです。

逆に、「自分にはできないと思う」と答えた方が9.5%、さらには「少し寂しそうに感じる」と回答した方も4.3%いました。このことから、ソロ活に対するポジティブだけでなく、ネガティブな印象も根強いことが明らかになりました。

実際のソロ活実施率

次に、実際にどれくらいの人がソロ活を行っているのかという問いに対しては、「一人では行かない／苦手」との回答が40.2%と最高でした。このデータは多くの人がソロ活動への抵抗感を持っていることを示しています。

次に、「たまに行く」と答えたのが23.1%、「行ってみたいと思うけどまだ行けていない」という回答も20%を占めました。多くの人が興味は持ちつつも、実際には行動に移せていない様子が見受けられました。一方で「よく行く（ひとり時間が好き）」という回答は16.8%。自分の時間を楽しむことができる人も一定数存在することが確認されました。

ソロ活の背景と今後の展望

このような傾向は、現代のライフスタイルにも密接に関わっています。リモートワークや在宅勤務が一般化し、一人で過ごす時間が多くなる今、ソロ活の重要性が増しています。また、SNSの普及により、他者との交流が減少する一方で、「一人の時間」を大切にする考え方が広がりつつあります。

今後のソロ活は、より多様な形で発展していくと考えられます。趣味を楽しんだり、新しいスキルを身につける場としても、ソロ活は重要な選択肢となっていくでしょう。自分だけの特別な時間を作り出すことが、より豊かな人生を築く一端になるかもしれません。